年末特別企画

バーミキュラ フライパンで、もやし炒めが絶品! デロンギのコーヒーマシン0円サブスク【私の2021】

愛用している24cm DEEPと26cmのバーミキュラ フライパン

気づいたら2021年が終わりに差し掛かっている。コロナ禍ということもあり、今年も10月ぐらいまではほとんどステイホームで、自宅で過ごすことが多かったように思う。

その分、多くの家電、ガジェットをひたすらにテストする年だった。炊飯器やホームベーカリー、電気圧力鍋などはその多くを自宅で試した気がする。今年よく活用した製品はなんだったのか、振り返ってみた。

一年中使いまくったフライパン

コロナ禍であまり外食ができない中で最も使ったのは……と考えた時に欠かせないのが「バーミキュラ フライパン」だ。厳密には2020年発売で、今年、20cmと28cmが追加発売されている。筆者は24cm DEEP(直販16,280円~)と26cm(直販16,830円~)を発売直後に入手、それからずっと使い続けている。

バーミキュラ フライパンは薄さがわずか1.5mmの鋳鉄製のフライパン。表面にはホーローが施されており、耐久性が高く、油なじみもいい。

最大の特徴は、鋳物ホーローという素材の特性からくる蓄熱性の高さにある。しっかり熱しておけば、野菜や食材から出た水分でフライパンの温度が下がってしまうことがない。水分は素早く蒸発してしまうため、野菜炒めなどがシャッキリ仕上げられるのだ。このおかげでもやし炒めが、毎日食卓に登るぐらいに食べた。たった数十円で買ったもやしが、飲食店で食べる一品のように仕上がるため、家計にも優しい。

さらに蓄熱性の高さゆえ、食材にしっかりと焼き色をつけられる。ステーキや焼き肉はもちろんのこと、焼き野菜も美味しい。しっかりと焼き色がつくと、香ばしい香りが食欲を促進してくれる。

メインのおかずやご飯はテストする調理家電で作ることが多いので、ちょっとしたおかずをさっと短時間に、美味しく作れるのが本当に便利だ。バーミキュラ フライパンで作ったもやし炒めを是非食べてみて欲しい。

もやし炒めの美味しさがすごい

コーヒー豆のサブスクで全自動コーヒーマシンが手に入る

自宅にこもって仕事をしていると、1日に何杯もコーヒーを飲むことになる。朝、昼、夕の3回が基本で日によってはさらに数杯飲むこともあった。このためこの数年のコーヒー豆の消費量はなかなかに多くなった。何度もコーヒー豆の備蓄が切れて仕方なくスーパーの安い豆を買ったこともある。

そんな中で注目したのが、今年の春から始まったデロンギのサブスクリプションサービス「ミーオ! デロンギ」だ。これは毎月コーヒー豆が届くもので、毎月3袋(5,100円)と隔月で6袋(9,000円)のどちらかが選べる。

「ミーオ! デロンギ」がすごいのは、このコーヒー豆の購入価格で、「デロンギ マグニフィカS コンパクト全自動コーヒーマシン ECAM22112B/W」がついてくることだ。しかも2年間の最低利用期間を経たら、コーヒーマシンは自分のものになる。

コーヒー豆代だけで利用できる「デロンギ マグニフィカS コンパクト全自動コーヒーマシン ECAM22112B/W」。白と黒が選べる

コーヒー豆は1袋250gなので隔月プランの場合、1袋あたりの価格は1,500円(送料含む)。一般的なコーヒー豆の値段と比べるとやや高価だが、これはデロンギ公式サイトの価格とほとんど一緒なのだ。つまり、コーヒー豆代で全自動コーヒーマシンが手に入るということ。

「ミーオ! デロンギ」で入手できる「ECAM22112B/W」は同社のエントリークラスの全自動コーヒーマシンで、ボタンを押すだけで、エスプレッソやカフェ・ジャポーネの抽出に対応する。サービスに加入すると全自動コーヒーマシンとコーヒー豆が届くので、コーヒー豆をセット。あとは抽出量、湯温、豆量などを調節して好みのコーヒーが淹れられる。

その都度、コーヒー豆を挽く全自動タイプなので風味豊かなのが魅力。圧力をかけて抽出するエスプレッソのほか、コーヒーを蒸らしながら間欠抽出を行なうことで香りと風味が楽しめる「深蒸しレギュラーコーヒー」や、ハンドドリップ風の蒸らしを行なうカフェ・ジャポーネの抽出にも対応しているので、普段使いのコーヒーマシンとして利用できるのだ。また、お湯の抽出もできるため、エスプレッソを抽出してそこにお湯を注げば簡単にカフェ・アメリカーノも作れる。

届いたコーヒー豆。2カ月ごとのプランで利用している

今は、事務所に着くと最初に「ECAM22112B/W」のスイッチを入れて起動するのが習慣になっている。ウォーミングアップにちょっと時間がかかるので、その間にカップの準備などを行ない、カフェ・ジャポーネを淹れるというのが毎日のルーティンだ。

また、ミルクフローサー機能も搭載しているので、手軽にカプチーノなどが作れるのも嬉しい。ミルクがあるときはカプチーノやカフェ・マキアートを楽しんでいる。なお、デロンギの上位モデルでは自動的にカプチーノなどが作れるモデルもある。これらのモデルが搭載するラテクレマシステムによる、フォームドミルクが本当に美味しい。これらの上位モデルもいつか「ミーオ! デロンギ」のラインナップに入って欲しいと思っている。

2021年は様々なコーヒーマシンが登場した年だったが、その中でも「ミーオ! デロンギ」は広くおすすめしたいサービスだ。

コヤマタカヒロ

フリーランスライター。1973年生まれ。学生時代より雑誌ライターとして活動を開始。PC、IT関連から家電製品全般までに造詣が深く、製品やビジネスを専門的ではなく一般の方がわかるように解説するスタンスで執筆活動を展開している。近年は、デジタルとアナログ、IT機器と家電が交差、融合するエリアを中心に取材活動を行なっている。雑誌やWebに連載多数。企業のアドバイザー活動なども行なっている。 Twitter: @takh0120