やじうまミニレビュー

好みの濃さでお茶を楽しめるティーポット

やじうまミニレビューは、生活雑貨やちょっとした便利なグッズなど幅広いジャンルの製品を紹介するコーナーです
HARIO「プルアップティーメーカー PTM-35」

 今回紹介するのは、耐熱ガラスを使った製品で知られるメーカー、HARIO(ハリオ)の「プルアップティーメーカー PTM-35」だ。一般的なティーカップで2杯分のお茶をいれられるティーポットだ。

メーカー名HARIO
製品名プルアップティーメーカー PTM-35
購入場所Amazon.co.jp
購入価格1,890円

 プルアップティーメーカーの特徴は、ストレーナー(茶こし)のついた内フタを上下に動かして、好みの濃さでお茶を抽出できること。好みに合わせてお茶を抽出したら内フタを引き上げることで、茶葉がずっとお湯に浸らず2杯目も美味しく飲める。

 また、内フタを付けたままお茶をグラスに注ぐことができるのも好印象。小皿やおぼんなど、内フタを一時的に置く場所が必要ないため、お茶を飲み終わった後の手入れも楽になる。ポット、外フタ、内フタ、ストレーナーは、すべて個別に洗え、清潔に保てる。

内フタは、回転させることで上下する
内フタと外フタの凹凸を合わせて取り外せる
ポットの容量は350ml
内フタとストレーナーは分離できる

 使い方はとても簡単だ。まず、本体から内フタを取り外し、ストレーナーに茶葉を入れる。次に、外フタを付けたまま正方形の印までポットにお湯を注ぎ、外フタの上部に茶葉を入れた内フタを引っ掛ける。あとは、内フタを回転させてポット内に沈め、好みの濃さでお茶を抽出するだけだ。

ストレーナーにティースプーン2杯分(約6g)の茶葉を入れる
ポットにお湯を注ぎ、ストレーナーを内フタに取り付けて外フタにセット
内フタを回転させてポット内に沈める
好みの濃さになったら内フタを引き上げ、外フタに引っ掛ける
内フタを付けたままお茶を注げるのも良い

 個人的に、濃すぎる緑茶や紅茶は好きではないので、濃さを調整できるプルアップティーメーカーはかなり気に入っている。少しずつ色が濃くなっていく様子を、のんびり眺めているのも楽しい。

 プルアップティーメーカーは、朝の目覚めの一杯に、緑茶や紅茶をいれるティーポットとしてオススメしたい製品だ。

中野 信二