家電ミニレビュー
シャークのハンディファンをe-bikeに装着して走ってみた
2026年6月5日 09:04
日頃から自転車移動が中心です。徒歩での移動時は両手を空けておきたい、できれば傘も差したくないタイプなので、ハンディファンとは無縁の生活を送っておりました。そんな私が、シャークのパーソナルクーリングファン「ChillPill(チルピル)」に興味を持った理由は、その独特なデザインと自転車に装着できること。そして、冷風が出ることです。
かつてハンディファンが流行り始めた当時に手頃な1台を購入し、自転車を降りた後に使ったら「ただの暑い風」で効果を感じられなかったことがあり、それ以降出番はありませんでした。しかし、自転車移動で「ChillPill」は活躍しそうな気がしています。
ちなみに、家電 Watchの編集スタッフが「これは買いたい!」と思った注目の新製品を決定するコーナー「家電セレクト 春」でも、私がベストに投票したのが「ChillPill」でもありました。
さっそくe-bikeに装着して走ってみる
部屋から出すのが簡単な人力のペダルバイクで移動や通勤をすることが多いですが、今回はe-bikeで試すことにしました。アシスト範囲内で頑張りすぎず、ストップ&ゴーが得意なe-bikeのほうがメリットが多いと考えたからです。
日本のe-bikeのアシストは24km/hで止まりますが、おそらく多くの人が18km/hくらいの風も気持ち良い速度で走っていると思います。この日は夏日には届かない程度の気温で、走行中は「ChillPill」をストップしましたが、これも想定どおり。
ただし日陰がない場所での停車時は暑いことも。そんな場面で「ChillPill」の便利さを感じます。ディスプレイを押して起動させると、すぐに送風が始まります。風量はいちばん弱い「1」でスタートしますが、ダイヤルを回せばすぐに風量も強くできます。起動までのタイムラグがほぼないのがお気に入りです。
本体の角度の調整も簡単。自転車の場合は上の写真のように45°くらいになるでしょうか。今回はMTBタイプで前傾姿勢も強くないため、自分から「ChillPill」本体に近づく必要がありましたが、風量レベルを7くらいにするとしっかり首元に当たっている冷たい風を感じられます。また、走行中に路面の衝撃があっても本体の角度がズレてしまうこともありませんでした。
停車時+降車後がやっぱり真骨頂
ペダルバイクよりは汗のかき方がマシなだけで、当然e-bikeでも暑い日は汗をかきます。私の場合は目的地に到着したら、冷却シートで体を拭いて少し落ち着いたタイミングで着替えるか、帰りも汗をかくのだから耐えるか、というパターンです。しかし、それも一時的なもの。近年の暑さだと屋外にいれば、その繰り返しとなります。
ここまでの試用では停車時がメインでしたが、車体から降りてからが「ChillPill」の真骨頂でした。
「ChillPill」には3つのヘッドを付属していますが、ここからは冷却プレートヘッドも活躍します。もっと暑い日であれば冷却シートで汗を拭いたあとに、送風ヘッドを強風に、そして冷却プレートヘッドも活用することで、汗のかき出しを遅くさせられるはず。
実際に首元に当ててみたら、その冷たさに驚きました。送風時と同様にダイヤルを回すことで、ヘッド部分が最大-9℃まで冷却されます。朝からイベントに出展中の、あるメーカー担当者に試してもらったら、「冷たっ!! 何これ?」と驚きながら、屋外イベントにあると重宝するかもとの感想でした。
そして、ペダルバイクでなくe-bikeとの相性の良さがもう1つあります。最近のe-bikeはディスプレイなどにUSB Type-Cポートを備えるモデルが増えています。「ChillPill」の標準装備のケーブルは本体側がUSB Type-C、充電側がUSB Type-Aですが、変換アダプターや両側USB Type-Cケーブルで充電しながら移動もできます。
これからグングンと気温が高くなっていくと、走行中での感じ方も変わると思うので、また暑い日に試してみる予定です。












