家電製品ミニレビュー
締め付け感がやみつきに! おしりがほぐれて体が楽になる「骨盤おしりリフレ」
2017年10月19日 07:00
腰痛が酷くなった! お尻も痛い!
最近、パナソニックのエアーマッサージャー「骨盤おしりリフレ EW-NA75(以下、骨盤おしりリフレ)」を購入しました。1カ月ほど使い続けていますが、これがなかなかいいのでご紹介します。
メーカー名 | パナソニック |
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製品名 | エアーマッサージャー 骨盤おしりリフレ |
型番 | EW-NA75 |
実売価格 | 14,120円 |
空気圧で骨盤とお尻をほぐす
購入のきっかけは不本意ながら体重の増加にともなって腰痛を発症し、ぎっくり腰ギリギリの状態を何度も経験するようになったからです。同時にお尻の下部が凝って、前屈すると突っ張るような痛いような違和感があり、日常の動きにも支障がでるようになってしまいました。
自宅にマッサージ器はあるものの、椅子用なのでもみ玉は腰止まり。お尻の不快感までは解消てきません。お尻のマッサージ器なんて………あった! というわけで思わずゲットした次第です。
半信半疑で使い続けていましたが、使っていなかった日々に比べて、かなり快適に過ごせるようになりました。骨盤より下の部位をケアすることで、本格的なぎっくり腰への移行を防げたと思えることも何度かあって、すでに欠かせないアイテムになっています。
「骨盤おしりリフレ」の機能は、12個のエアーバッグが内蔵されたベルトを骨盤から下を包むようにタイトに巻き付け、空気圧の変動で骨盤やお尻の筋肉をほぐすというもの。
操作は付属のコントローラーで行ないます。骨盤をしめつける、骨盤をもみほぐす、お尻をひきあげる、太もものマッサージと、プロのほぐし技を元にした4つのコースが用意されており、運転時間はいずれも10分。
また、圧の強さを「弱」「中」「強」の3段階で変えられ、立ったままで、座った状態で、横になった姿勢など、自分が楽だと思う姿勢で使えます。
本体のほかに、好きな箇所をピンポイントで刺激できるスティック状のほぐしパッドが2本ついています。ベルトと体の間に入れることで、空気圧が高まったときに指や肘でぐいっと押すようなマッサージ効果を再現できます。
お尻が痛くなくなり、足のむくみ改善へ
使い始めたばかりの頃はベルトの巻き方に慣れず、「強」にしても物足りなさを感じていました。しかし、ベルトをきつめに巻くことで、理想的な圧を感じられるように。
そうして毎回、骨盤のひきしめからマッサージ、お尻の持ち上げへと3コース連続で使っていたところ、いつのまにかお尻の下部の筋肉痛に似た痛みがなくなっていました。
骨盤周りをぎゅーっと締め付けることで何になるのか、と思うかもしれません。しかしどういうわけかしめつけられると心地よいのです。さらに圧が抜けたときの解放感! その繰り返しで、横になっていると高確率で寝落ちします。
骨盤を引き締めて痩せたい! という願いは今のところ叶っていませんが、お尻をはじめとした節々の違和感を感じにくくなったことで、動きやすくなったようです。
ベルトの内側に巻き方が書いてあるのも親切。使い始めにとても重宝します。巻く位置がわかりにくいときは、まず横向きについているヒップストッパーがお尻の下に来るようにしてから、センターガイドがお尻の中央に来るよう意識するといいでしょう。
太もものマッサージもグイグイ締め付けられたあとの解放がとても気持ちよく、足のむくみ解消のきっかけになりました。
ハンドマッサージほどはピンポイントでほぐせませんので、「骨盤おしりリフレ」でほどよく揉んだあとで、筋肉が柔らかくなるようにさらに膝から上を揉むよう心がけたところ、悩みのタネになっていたひざ下のむくみが解消されました。お尻から太ももまで凝り固まっていたせいで、流れが悪くなっていたのでしょうか。
気になる点は、うつ伏せの状態で使った場合、腰に負担がかかる可能性があること。骨盤周りのコースなら仰向けでもOKなので、腰痛持ちの方は無理のない姿勢が保てるよう心がけたいところです。
また、コードレスではないので、横になった状態で電源コードと空気を送り込むためのホースがちょっと邪魔に感じることもあります。起き上がる向きによっては、コードとホースが体に絡んだような状態になるので注意しましょう。