家電レビュー

腕やお尻の毛を手軽に処理。パナソニックのボディトリマーが手放せない理由

筆者は体毛が濃く、全身のさまざまな部位のムダ毛ケアが欠かせません。38歳で婚活中ということもあり、真面目そうに見える外見と、手入れ不足の印象とのよくないギャップは、できるだけ避けたいところです。

また、見えない部分であっても油断はできません。とくにお尻のOラインは、放置すると衛生面や不快感の問題にもつながりやすく、長年悩みの種となってきました。

そうした中で重宝してきたのが、パナソニックの「ボディトリマー」シリーズです。数年にわたって使い続ける中で、替えのきかない存在になっていますが、6月に新モデル「ER-GK9A」が登場しました。直販価格は12,870円です。

今回はこれまでの使用経験を踏まえながら、新モデルの進化と、なぜ手放せないのかを改めてお伝えします。

気になったときに、体毛をすぐ処理できる

本製品の最大の特徴は、思い立ったときにすぐ体毛を処理できる手軽さにあります。カット刃が直接肌に触れない「安全カット構造」を採用し、刃の先端を丸く加工したガード刃により、最短約0.1mmまでカットできる一方で、肌あたりはやさしく抑えられています。

充電式(AC100V〜240V、自動電圧切替付き)、1回のフル充電で約90分使用可能

個人差はあるかもしれませんが、筆者の場合は地肌に当てても、刃でなぞられているような感覚があるだけ。痛みは感じず、安心して使えます。実際、従来機を数年間かなりラフに使ってきましたが、腕や指、足の毛の処理でケガをしたことは一度もありません。

基本的な使い方は、スイッチを押して、肌に沿うように寝かせてゆっくり動かすだけ。シェービング剤が不要なため、出かける直前に指の付け根や腕の毛が目についたときでも、さっと処理できます。お腹や胸まわりなど、広い範囲に使いやすいのも便利です。

刃を腕に当てている様子

防水設計で浴室でも使用できるほか、使用後は水洗いできる点も便利です。なお、新モデルではモーター出力が強化され、広い範囲も短時間で整えやすくなっています。

新モデルに付属するアタッチメントは、「肌ガードアタッチメント」と「長さそろえアタッチメント」の2種類です。使い分けは、どの長さに仕上げたいかで考えるとわかりやすいでしょう。

アタッチメントなしでは約0.1mmまでカットでき、肌ガードアタッチメントを使えば約2mmの長さに整えられるうえ、より安全に処理できます。長さそろえアタッチメントは約3〜12.5mmの範囲で調整できるため、ボディやVIOだけでなく、長めのヒゲや髪の刈り上げを整える用途にも対応します。

肌ガードアタッチメントを装着している状態
「長さそろえアタッチメント」を装着している様子。切り替えダイヤルを回すことで、カットしたい長さを設定できます
ER-GK9Aの同梱品。左からポーチ、本体、肌ガードアタッチメント、長さそろえアタッチメント、掃除用ブラシ、専用オイル、充電ケーブル
使用前後は刃に注油することが推奨されています

腕や脚の毛も自然に整い、Oライン処理にも強い

剃った後の仕上がりについては、T字カミソリのように完全に剃るわけではなく、最短でも約0.1mmは残ります。筆者のように足の毛が濃い場合は、処理後に手でなぞったときのチクチク感が残りますが、ムダ毛を気にせず半ズボンを履ける程度には十分整えられます。

一方で、筆者の腕の毛は比較的薄めなので、その場合は毛のボツボツ感も目立ちにくく、より自然に仕上がる印象です。

剃る前(写真左)、剃った後(写真右)。アタッチメントなしで処理した場合。ボツボツ感はあるものの、きれいに整えられている印象です
アタッチメントなしで腕の毛を処理。軽くなでるだけで、目立つ毛をしっかり減らせます。

このトリマーでとくに優れていると感じるのが、Oライン(お尻の割れ目から肛門周辺)の処理です。

Oラインはデリケートな部位なので、カミソリでの処理はかなり難しいです。しゃがんで剃ると体勢的に力を入れにくく、見えにくいこともあって、うっかり切ってしまいそうで怖さがあります。さらに、毛量が多いと刃に絡んでうまく剃れず、途中で処理が止まることも少なくありません。

その点、ボディトリマーは刃を当ててなぞるだけで処理できるため、圧倒的にラクです。見えにくい部分でもコントロールしやすく、ケガの心配も少ないので安心して使えています。

長年、解決策が見つからない問題だったので、初めて使ったときは「やっと出会えた!」と感じたのを覚えています。今では完全に替えのきかない存在です。

スキンビューLED機能も新搭載。薄暗く影になりやすいバスルーム環境でのVIOやワキを見やすくする機能です

I字フォルムで取り回しがさらに向上

従来機との大きな違いは、本体形状の刷新です。「新I字フォルム」を採用したことで、小型・軽量化が図られています。

新機種「ER-GK9A」(写真左)のサイズは3.1×4.8×18cm(幅×奥行き×高さ)、重さ約125g。旧機種「ER-GK81」(写真右)は3.3×4.7×20.4cm、約150g。いずれもアタッチメントを含まない状態

実際に使用すると、この差は思った以上に大きく感じられます。全長が短くなったことで手の延長のような操作感が得られやすくなり、取り回しがよいです。とくに脚など広範囲を処理する際には、コンパクトな方が疲れにくい印象。

トリマーは、取り出すのが面倒だと「このくらいなら気づかれないかも」と放置してしまいがちです。その点、本モデルは手に取りやすく、さっと使えるという本質的な価値がさらに高まっているように感じました。

連続使用時間は約90分と、従来機(約50分)から大きく向上しました。充電頻度が減るため、日常使いの負担も軽減されます。機能面では従来機でも十分ですが、新モデルは使い勝手の面で着実に進化しています。

基本的なお手入れの仕方は、スイッチを入れて本体背面の入水口に水を入れ、約20秒程度すすぐだけです。水切りして自然乾燥させればよく、刃の着脱不要で手入れできるのでラク

面倒な体毛ケアを無理なく続けやすい

見えにくい部分の手入れは、どうしても後回しにしがち。38歳になると、そういう細部のケアが気分や印象に与える影響は意外に大きいことを実感します。

テーブルに一つ物を置くと、いつの間にか増えて散らかりやすいのと同じで、体毛の手入れも油断すると全体的に放置する流れにつながりやすい気がしています。

だからこそ、Oラインから腕、お腹、胸まわりまで、あちこちに生えてくる毛をさっと整えられる「ER-GK9A」は頼りになる存在です。気合いを入れなくても続けやすく、思い立ったときにすぐ使えるのは本当に助かります。

福永 太郎

フリーランスの編集者・ライター。ライフスタイル系メディアの家電記事の担当を経て独立。現在は複数のWebメディアに寄稿。