家電レビュー

もふもふ電気毛布「Naps」気持ち良すぎて即寝してしまうほど!

Naps(ナップス)「EPEB525」

筆者宅の寝室にはエアコンがない。夏場は地獄のように暑いが、これから本格的にやってくる冬は、東京とはいえ極寒だ。

ただし、寒さに対しては有効な対策グッズが数多くある。そこで今回はEPEIOS JAPANから発売された電気毛布「Naps(ナップス) EPEB525」を取り寄せて、試してみた。価格は9,900円前後。

極上の肌触りの毛布

宅配便で届いた電気毛布「ナップス」を開梱すると、毛布は圧縮されて箱の中に収められていた。玄関で宅配業者から受け取った時に、箱の大きさの割に妙に重いな、と思ったのはそのせいだろう。

出荷時には圧縮されている

袋を破るとすぐに本来の大きさに膨らんでいく。表地は毛足の長い素材なので、肌触りがとても良い。裏地も、表地と比べると毛足が短いが、同様に優しい肌触りで気持ち良い。

電源コードをACコンセントにつなげてから、本体の毛布をベッドに敷き、Tシャツと短パンでさっそく体を潜り込ませる。ちなみに敷いて使っても掛けて使っても良いのだが、筆者は毛布として、体に掛けて使っている。

先述の通り、表地も裏地も絶妙な肌触りなので、チクチク感じるようなことはない。使用前には、「首元が心配だな」とも思っていたが、もふもふした感じが非常に気持ち良い。

毛足の長い表地
毛足の短い裏地

毛布のサイズは130×188cm(幅×奥行き)で、一般的なシングルサイズの毛布の大きさ、140×200cm(同)よりも少し小さい。身長が170cm後半よりも高い人は、足先が出てしまうことがあるかもしれない。170cm弱の筆者は、短いと感じることはない。

また、ものすごく気になるわけではないが、毛布にヒーター線が組み込まれているな……というのは、表面を手で撫でると感じる。これが原因で違和感を感じることはなく、単に「熱ヒーターが蛇行して埋め込まれているな」と分かるだけだ。

はじめは、毛足の短い方を肌に接触するように使っていたが、説明書によればリバーシブルで、どちらを上にしても良いという。

毛布側のACコードのコネクターは、毛足の長い面を上にして使うと、足元の右側にある。この位置だと、ちょうど右側にACコンセントがあるので、難なく電源コードが届く。このコネクターが首元近くに配置されるよう使ってもいいのだが、そうするとコネクターと電源コードの重さを感じるので、おすすめはしない。やはり足元に配置されるよう、使った方が良いだろう。

コネクター

電源コードの途中にはコントローラーがある。コントローラーは、「電源・温度調節・タイマー」の3つのボタンが配置された、シンプルなもの。「電源」ボタンを押すと、画面に「01」から「09」までの温度レベルが表示され、じわじわと毛布が温まってくる。2回目以降は、電源ボタンを押すと、前回設定された温度レベルでスタートする。

温度調節ボタンを1回押すごとに温度レベルが上がり、「09」まで上げた後に、もう一度押すと「01」に戻る。

現状は、それほど寒くないので、温度レベルを「01」にして、しばらく待ってみた。すると毛布全体が温まってきて、全身が均一に温められていく。

これは気持ち良い。

目をつぶったら(仕事中なのに……)眠ってしまうだろうなぁと思いつつ、試しに目をつぶってみたら、寝不足でもないのに予想通りに眠ってしまった。

コントローラー
温度設定は最大「09」まで設定可能

ちなみに取り扱い説明書に記されている使用法によれば、まず就寝前に40分くらい温度設定を「06」にして温めておく。そして就寝時には、温度設定は「03」か「04」にすると良いという。

また温度設定を「01」にした場合の温度の目安は30℃で、「09」にすると45℃になる(±5℃)。

朝寝に使うと至極の眠りに……

ここ2週間くらい、毎日、ナップスを使っている。基本の使い方は、まず温度はレベル「01」にしつつ1時間タイマーをセットして眠る。1時間後に、電気毛布は切になっているが、おそらく体が暑くなり、自覚なしに毛布を足元に追いやっている。朝になると、半分眠りながら「寒い寒い」と思いながら、足元に丸まっているナップスを手繰り寄せる。

これでも十分なのだが、5時や6時くらいに「あと1時間眠ろう」という時には、またナップスの電源を付けて眠っている。

これが本当に気持ち良い。

いつもであれば、「うぅ……寒いなぁ」と、まどろんでいる時間が長いのだが、ナップスの電源をオンにすると、すぐに体が温まるので、短時間で深い眠りに落ちる……ような気がする。少なくとも「寒いなぁ」と、ぶつくさ言っている記憶はないし、あくまで筆者個人の感想だが、朝の寝起きが良くなり、起きた後に、だるいなと感じることもない。

タイマーを忘れずに設定しよう

コントローラーの「タイマー」ボタンを使うと、1〜12時間で切設定が可能だ。

現状、筆者は1時間で電源がオフになるよう設定している。毎回、電源ボタンを押してオンにしたら、続けてタイマーボタンを押している。温度設定と同様に、タイマー設定も、前回設定した時間を記憶している。

タイマーを設定しなくても、最大12時間連続で使用すると、自動で電源をオフになる(タイマー機能で12時間を設定する意味はなさそう)。

タイマーボタンを押すと、1〜12時間で切設定が可能。設定すると、ディスプレイの数字が点滅する

丸洗いできるのもうれしい

使い始めたばかりなので未経験だが、様々なメンテナンス方法に対応している。

一つは、毛布を乾燥させるダニ対策。毛布を縦横に折り畳み、ポリ袋に入れてから、温度設定を最大の「9」にして3時間ほど温める。約3時間後に毛布をポリ袋から取り出し、毛布の両面に掃除機をかける。あとは、風通しの良い日陰で自然乾燥させる。

もう一つは、手洗いまたは洗濯機で洗う方法。コネクターからコントローラーを含む電源ケーブルを取り外せば、丸洗いが可能。手洗いの場合は、たっぷりのお湯または水の中に毛布を入れて、押し洗いする。

洗濯機に関しては、縦型洗濯機のみに対応。毛布を入れる洗濯用ネットが必要になる。ドラム式洗濯機や乾燥機には非対応。そのほか柔軟仕上げ剤の使用が推奨されるなど、詳細については洗濯タグや取り扱い説明書を確認してほしい。

電源コードを外してから洗濯する
洗濯タグ

それで思い出したが、同製品で唯一、不満に感じたのが、洗濯タグが大きいこと。動くとカサカサと音がする上、足に触れると、他との温度差でヒヤッとする。まぁたいした問題ではない。

節電アイテムとして役立つ

今後、本格的に気温が低くなってきたら、毛布や敷布団として大活躍しそうだ。そのほかブランケットとして、ソファなどで使うのにも適しているだろう。

気になる電気代だが、就寝時の推奨設定温度である「03または04」だと、毎時約0.93円。一晩で、もし8時間使ったとしても、電気代は8円未満。毎日使っても、1カ月で240円ほど。3〜4カ月使ったとしても1シーズンで1,000円未満という計算になる。

ナップスの真価は、長期間使わないと分からないが、ファーストインプレッションとしては上々だった。今年の冬は、より快適に過ごせそうだと、少しワクワクしている。

裏地も、もふもふしていて気持ちいい
河原塚 英信