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山善、着たまま動ける「着る毛布」USB給電も

くるみケット(左)とくるみケットオーバー(右)

山善は、着たまま動いて家事ができる電気毛布「くるみケット」シリーズの3アイテムを、9月に発売した。ラインナップは「くるみケット ACタイプ YAPP-401AC」「くるみケット USBタイプ YAPP-75US」「くるみケット オーバー YTAPP-75US」。価格はオープンプライス。山善ビズコムでの価格は順に、11,800円、9,980円、11,480円

着たまま動ける電気毛布。身体を直に温めるため、部屋の空間全体を暖めるエアコンやヒーターと比較して、温かさを感じやすい点が特徴。エプロンタイプのACタイプとUSBタイプをリニューアルし、着用感と動きやすさを向上させたほか、新たに肩まで覆える長袖のオーバータイプを用意した。

くるみケットのACタイプとUSBタイプをリニューアル

「くるみケット」は、「H型ショルダーストラップ」を採用。なで肩でもずり落ちず、着用感を向上させた。足元には「チャイナドレススリット」を採用。歩幅に合わせて好みの位置でファスナーを開閉できるため、さらに動きやすくなった。

また、マチをつけて足を入れやすくした「足ポケット」を備えるほか、ショルダーは身長に合わせて長さを調節可能。さらに、「大型ボタン」により、着脱のしやすさにもこだわった。このほか、「リモコンポケット」を新たに採用した。

H型ショルダーストラップなど、着脱しやすさに配慮した

ACタイプは定格消費電力40W。電気代の目安は1日(8時間)約6.4円、1カ月使用しても約192円(電気代は電力料金目安単価を31円/kWhとして同社が算出)。

くるみケット ACタイプの表面温度は、強で約53℃、低温で約33℃、弱で約23℃。2時間オフタイマーと8時間自動オフ機能を備える。

本体サイズは、着丈が約115cmで身幅が約65cm。着用時ウエスト最大約130cm。重さは1.5kg。電源コード長は電源側が約1.96m、本体側が約0.65m。本体素材はポリエステル100%。

USBタイプはヒーターを従来比約2倍の4面に配置。腹部と胸元を温めるほか、ヒーターを2面ずつ単独で運転できる。10,000mAhの市販のモバイルバッテリーで4面を強運転させた場合の使用時間は約4時間。

くるみケット USBタイプの表面温度は、強で約45℃、中で約40℃、弱で約35℃。胸元のみの使用時は強で約42℃、中で約38℃、弱で約35℃。2時間自動オフ機能を備える。

本体サイズは、着丈が約115cmで身幅が約65cm。着用時ウエスト最大約130cm。重さは0.9kg。定格消費電力7.5W。電源コード長は1m。本体素材はポリエステル100%。

ヒーターを4面に配置

「くるみケット オーバータイプ」は「くるみケット」よりも、さらに着脱と移動のしやすさにこだわった仕様。USB給電式で、市販のモバイルバッテリーと接続すればコードレスで使用できる。

着心地にこだわり、本体重量は約1kgと軽く、サッと被って首元のボタンを留めるだけでゆったりと着られる。

家事がしやすいよう、袖は少し短めなデザインを採用した。ヒーターは、肩に2面と、背中・腰に2面を配置し、それぞれ2面ずつ単独運転が可能。

全面および背中・腰のみ使用時の表面温度は、強で約45℃、中で約40℃、弱で約35℃。肩のみの使用時は強で約42℃、中で約38℃、弱で約35℃。2時間自動オフ機能を備える。

本体サイズは、着丈が約105cmで身幅が約120cm。重さは約1kg。定格消費電力7.5W。電源コード長は1m。本体素材はポリエステル100%。

被るだけで簡単に着用できる