ぷーこの家電日記

第111回:6年越しの念願のネスカフェバリスタ。買ってみたら良いことだらけだった

 私は紅茶よりコーヒー派。かと言って、全然コーヒー通なワケでも、すごいこだわりを持っているわけでもない。それでも平日は、お茶を飲まなくてもコーヒーは必ず飲んでる。

 職場ではコーヒーメーカーがないので缶コーヒー。朝職場に着いてまず自動販売機で必ず「ジョージアヨーロピアン 香るブラック」を買う。自動販売機が2機並んでいて、コーヒーも数種類あるけれど、必ずこれ。猿田彦珈琲監修というこのコーヒー、他のブラックの缶コーヒーよりも格段に美味しい気がする。猿田彦珈琲のお店には行ったことないけど、その缶コーヒーは1日2~3本飲んじゃうのだ。

 むろん「缶コーヒー」が大好きな訳ではないし、普通にドリップしたコーヒーの方が好きだけれど、まぁコーヒーショップに買いに行くのも面倒だしいっか。というレベルのコーヒー好き(笑)。

 家ではあまりコーヒーを飲むことがない。面倒臭いし飲みたいときにないし。でも飲みたい……。朝起きた時、家で仕事をしている時、お菓子を食べる時、コーヒーが飲みたい。飲みたいタイミングで手軽にコーヒーが飲める、ネスカフェのバリスタが欲しい! とずっと思ってた。

 ネスカフェのバリスタが2009年に初めて発売された時は結構衝撃的だった。なにこれすごい! と飛びつきたくなった。だがしかし、その発売の数カ月前に私はネスカフェドルチェグストを買ったばかりだった。専用カプセルで淹れるコーヒー。これはこれで良いのだが、バリスタが出ると知っていたら絶対バリスタを選んでいたと思う。

 ドルチェグストには色んな種類のカプセルがあるけれど、私は甘い飲み物が苦手なのでバラエティは求めていないし、1箱で16杯の専用カプセルよりも、1回35杯分のカートリッジの方が手軽すぎてうれしい。

 かなりのショックを受けたバリスタの発売。コーヒーマシン2台は全くもって必要がないので、泣く泣く諦めた。それでもドルチェグストは悪くないし、駅から家までの帰り道にあるセブンイレブンで専用カプセルがいつでも買えていたので結構使っていた。だけど引っ越してからは近所に専用カプセルを置いてある店がない。ネットでも買えるけれど、つい注文を忘れるので飲みたいタイミングを完璧に逃す。ということで、本当に使わなくなってしまった。

 バリスタ欲しいなぁと思いながら6年経過。もうここはそろそろ買い換えでもいいのではないか? そんな気がしてたこの頃。6月に洗濯機を家電量販店で買った時にポイントが結構たまったし。ということで、とうとうバリスタを買いに行った。ポイントで賄えたので支払い0円。買ったというよりももらった気分だ(笑)。

 あぁ、地団駄踏んで早6年。やっと私の手に! 「バリスタ TAMA」買っちゃったー! 嬉しい。これでまた手軽にコーヒーが飲めるー!

 衝動買いではない。6年以上も耐えたのだー! 満足感が半端ない!!! 入れるの簡単、お手入れ簡単、カフェラテ美味しい、バリスタサイコー! そして、飲みたいときにコーヒーが飲めるという嬉しさだけじゃない良いことがいっぱいだった!

 夜テレビ見たりしながらお酒飲んでて、「あー、もう1杯」なぁんてつい飲んでしまってたお酒だけど、「コーヒーにしようかなあ♪」と最後の無駄飲みが減った(笑)。これはカロリー的にも、アルコール摂取的にも私にはありがたい(どんだけ意思が弱いんだよって話だけれど)。

 そして、朝職場に着いてまず飲むコーヒー、小さな魔法瓶に入れて持っていくことにした。バタバタしてる朝でもピャッと簡単に早く入れられるので便利便利。そうしたら毎日110円位(缶コーヒー130円、バリスタのコーヒー20円)の節約になった。月に20日換算でも2,200円かぁ! 塵も積もれば何とやら。プチ節約になるじゃないか! 半年でバリスタ TAMA本体代の元が取れてたのか……。我慢せずにさっさと買っておけばよかったのかも(笑)。

 兎にも角にも非常に満足しているバリスタ生活だけれど、逆にコーヒー飲みすぎのカフェイン摂りすぎにならないように気をつけなければ! ということで、カートリッジは「ネスカフェゴールドブレンドカフェインレス」カフェインを97%カットですって。これで思う存分楽しむことができます。うれしい。

 バリスタ買って後悔はないんだけど、ネスレ通販限定で、「ウッディブラウン」という色のマシンが売っていて、家の家具にはこの色の方が合ってたなぁ~と言う、色チョイスに対する後悔はちょっぴりだけあるのでした。

徳王 美智子