ぷーこの家電日記

第432回

夏の家庭菜園は暑さと雑草との戦い! 感動アイテムで今年は勝てるか!?

今日からいよいよ7月。「でも絶対に嘘でしょ!? 絶対にあなた8月だよね? 6月さんはどこにいった??」みたいな暑さで、もう体が全くもってついていかない。予想気温39℃とか言われても冗談のようだし、梅雨はどこいった? 梅雨に挨拶もしないまま「もう帰ったよ」と言われた感じで梅雨も明けていた。本当にどうなっているのやら。そんな感じで7月スタートです。

このうだるような暑さ。外に出るだけでピコンピコンと体からアラームが出るようだ。普段オフィスワークだし、何ならテレワークが多い私は外の過酷さをあまり知らない。下手に外に出ると一気に危険を感じて体が「絶対にやばいって!」と言い出すのだ。

そんな私の趣味は家庭菜園。梅雨の間は色々立て込んでいて、3週間ほど畑に行けなかった。この時期に3週間も畑に行けないと雑草が恐ろしいことになっていて、ちょっと夏野菜がヤバいかなって思っていたけれど、夏野菜以前に私がヤバい。この暑さのなか外に出るのは、普段から少しずつ体を慣らしていない私にはある意味自殺行為で、危険すぎる。1人で畑にいる間に熱中症で倒れたら大変なことになりそうだし、日が高いうちは外に出ないように気をつける。早朝の早朝に畑に行くか、日暮れ前の夕方に行くか……。

早起きが苦手な私は、慣らし運転のうちは夕方でいいかなと、家でダラダラ過ごし、昼寝までして体調万全で出かける。ちなみに寝不足は熱中症のリスクを高めるので、寝不足で無理に動くのは絶対にNGだ。真昼の暑さと比べるとかなり和らいでいるとはいえ、夕方でもかなり暑い。水分補給はもちろん必須。麦茶が美味しい季節がやってきたなぁと、夏の到来を実感!

そんな私の心強い味方は、去年手に入れた「ファン付きウェア」だ。週末に数時間だけ趣味でやっている家庭菜園なので、私には必要ないかなぁと思っていたけれど、「試しで買ったら、めちゃくちゃ快適でびっくりしたよ! なんでもっと早く買わなかったんだろうって思った!」と友人が教えてくれた。友人おすすめのベスト型のファン付きウェアが思いのほかお値頃で、これだったら……と軽い気持ちで手を出したのだ。

着てみた感想は「めっちゃ涼しい! 体感温度がまるで違う!」だった。1度着ると手放せなくなるやつ! あまりにも感動して、「キャンプの時にもいいんじゃない? ちょっと1度着てみて!」と、夫に私のファン付きウェアを着せたら、あまりにもピッタピタで空気が回る隙間がなくて、「スイッチ入っているかも分からなかった。暑い」って言っていた(笑)。空気が回る隙間が大切なので、買う際はサイズをお間違いなきよう(笑)。

想像していたよりもずっと快適だったので、「長袖のウェアでさらに快適さを求めたい」と追加購入したい衝動に襲われている(笑)。そしてさらに気化熱の涼しさに加え、今年は空気の通り道に保冷剤を仕込み、涼しい風なんて吹かせちゃおうかなぁ。

暑さ対策ではないのだけれど、今年は雑草対応にめっちゃ快適なアイテムも手に入れた! 夏の家庭菜園は雑草との戦いでもある(笑)。雑草が美味しかったらどれだけ楽だろうかといつも思う(笑)。放っておいても美味しくて強いものがバッサバサ生えてくるんだもの。暑いなか、ひたすらに抜いても抜いても生えてくる雑草たち。頑張って抜いても翌週にはまた元気に生えている雑草たち。「雑草の勢いvs私の体力」という不毛な戦いは、毎年私の惨敗だったんだけれど、去年はドローくらいに持っていけた。

勝因(勝ってはいないけれど)は、「こんを詰めすぎない」だった。一気に頑張ろうとすると「暑い。疲れた。今日はこのくらいでいいか」と残しちゃうのだけれど、「疲れたのでアイスでも食べて休憩しよーっと」と、細切れでお世話していると結構持続可能。「あとちょっと」の精神が熱中症への危険も高めるので、安全対策としても大切かもしれない。それでもやっぱりため息出ちゃう雑草との戦い。今年もため息をついていると、「雑草抜きが楽しくなるアイテムがあるよ」とこれまた友人が教えてくれた。

「いやいや、さすがに楽しくなるはずはないだろう!」と思いつつ、数百円で少しでも楽になるならと買ったのがモンブランの「根こそぎ一番」という商品。「楽しくなる? そんなわけ……ホンマや!」と伝統芸のごとく感動してしまった。最初のちょっとしたコツさえ掴めば劇的に雑草抜きが楽になるし、快感すぎて楽しくなってくる! ファン付きウェアと根こそぎ一番で、今年こそ雑草との戦いに勝てる予感がしてならない!

もともと大嫌いだった暑い夏という季節。暑すぎるのは本当に勘弁してほしいけれど、以前ほど嫌いではなくなった。無理せず熱中症に気を付けつつ、少しでも快適に乗り切っていけたらなぁと思っているところであります。

徳王 美智子

1978年生まれ。アナログ過ぎる環境で育った幼少期の反動で、家電含めデジタル機器にロマンスと憧れを感じて止まないアラフォー世代。知見は無いが好きで仕方が無い。家電量販店はテーマパーク。ハードに携わる全ての方に尊敬を抱きつつ、本人はソフト寄りの業務をこなす日々。