美味しく「手抜き」クッキング

第25回

魚の切り身で簡単! 「めかじきのアクアパッツァ」。クリスマスにおすすめ

めかじきの切り身で手軽に作れるアクアパッツァです

アクアパッツァと聞くと、尾頭付きの魚や貝類を用意するなどの手間が掛かるイメージですが、魚の切り身を使うと下ごしらえが不要で、手軽に作ることができます。今回は15分以内に作れる、皮と骨のないめかじきの切り身を使った「めかじきのアクアパッツァ」をご紹介します。

クリスマスや年末年始、特別な日のメイン料理にぴったりで、食卓が華やぎます。煮汁は、スライスしたフランスパンへ染み込ませて食べるのがおすすめです。

基本の材料

<材料(2人分)>
・めかじき:2切
・ミニトマト:1パック(12~18個)
・ニンニク:1片
・アンチョビフィレ(あれば):2枚
・塩:少々
・料理酒(または白ワイン):50ml
・オリーブ油:小さじ2

<材料の注意事項>
・缶詰などのアンチョビを使った場合、残った分はラップに包んで冷凍可能です。パスタや炒め物などに活用できます

ミニトマトの量はお好みで調整してください

めかじきに塩をふる

めかじきに塩を振って2~3分置き、染み出た水分をペーパータオルで拭き取ります。塩を振って馴染ませている間に、ほかの材料を用意すると時間が短縮できます。

めかじきに塩を振って馴染ませます

ニンニクを潰す

ニンニクの皮を剥き、根元の固い部分を包丁で切り落とし、包丁の腹や小皿の底でニンニクを潰します。潰すことで、香りが引き立ちますよ。皮付きのニンニクがなければ、チューブニンニク小さじ1を用意しましょう。

ニンニクを潰します

ミニトマトとアンチョビの準備

ミニトマトは、ヘタを除いて水で洗います。時間があれば、つま楊枝などで数カ所穴を開けておくと、火が通りやすくなります。アンチョビは、みじん切りにしましょう。

アンチョビを加えると風味が増します

具材を蒸し焼きにする

フライパンか鍋にオリーブ油を小さじ1引き、めかじきを並べます。中火に掛け、ジューッと音がしてから2分程加熱し、片面に焼き色を付けます。

めかじきを裏返したら、ミニトマト、ニンニク、アンチョビを加え、酒を具材に回しかけます。フタをして弱火に変え、5分程蒸し焼きにしましょう。フタを外し、残りのオリーブ油小さじ1を回し掛けたら完成です。煮汁とともにお皿へ盛り付けます。

めかじきの片面に焼き色を付けたら、材料を加えて蒸し焼きにします

じゅん

チョコレートと漬物が好きな管理栄養士です。現在、子育てに奮闘中。体力の衰えを感じながら、子どもと公園を走り回っています。家事の効率化とシンプルライフを目指して、日々の生活を見直し中です。