ぼくらの自由研究室

もはや作れぬモノはない!? 3Dプリンタの進化が止まらない

昨年は3Dプリンタで作られた巨大な戦車が印象的だった「3D&バーチャルリアリティ展」。今年は「日本ものづくりワールド」に会場を移し、その中の展示会「設計・製造ソリューション展」内で3Dプリンタ関連が展示されていたので、今年もまた社会科見学に行ってきました。

つい先日は、3Dプリンタで人間の角膜を出力することに成功したニュースが話題となっていましたが、こんなモノまで作れるのか! と今年も驚かされました。とくに金属造形の技術がもの凄く進化していました。産業用の部品だったりするのですが、最先端の3Dプリンタが精巧に作り上げる数々のサンプルや製品写真をご覧ください。

来年の2月6日~8日には、「第1回次世代3Dプリンタ展」として東京ビッグサイトで新規開催される予定ですので、機会があればぜひ足を運んでみてください。

今にも目を開きそうな感じ
バンパー
「V!勇者のくせになまいきだR」のフィギュア
シフトレバー
犬猿の二人
スニーカー
インテリアの素材
飛行機
バナナ
ドローンの空撮データから作った森
ドラゴン
モーター的なモノ
カラフルな素材
ドローン
ウイスキーボトル
義足
ドリル
軍艦島
フィギュア
JAXAが使用した飛行機の軽量サンプル
タコ?
ハンドスピナー
頭蓋骨などのデータ
出力したサンプル
心臓
静脈と動脈
別の医療用サンプル
全日本学生フォーミュラ大会で使用されたレースカー
サージタンクを3Dプリンタで製作
ライオンさん
ちょっとワイルドなライオンさん
ニコンの業務用スキャナー
デモカーをスキャン中
スキャンされたデータ
ターミネーターをスキャン中
スパイダーマンをスキャン中
牛丼が好きな国民的人気のレスラーをスキャン中。大人の事情で全身撮影はNGなので肉体の一部のみ撮影
石膏で作られたサンプル
ここからは一気に金属製品を
金属でも自由な空間設計が可能
SOLIZE Productsのブースに展示されていたサンプル。こんな複雑な形状も
金属製の歯車的なモノ
金属造形の進化で大幅な軽量化を実現
金属をぐにゃぐにゃに曲げたり
球体の部分ごとに形状を変えたり
どんな形でも作れてしまう
金属製の壺的なモノ
内部もこんな感じ。造形時間は6.5時間とのこと
小さな部品でもこんなに複雑にできたり
とにかく1番驚いたのが、RICOHブースに展示されていたコレ
これだけの複雑な金属の形状でも1つ約15時間で出力可能。冷却に約40~50時間かかるそう

清水英行