2017年7月6日 06:00
先日、3Dプリンタで作られたガンダムやら戦車やらをご紹介しましたが、それを実現しているのは、3Dプリント技術やスキャナー、そして素材などの進化によるものです。
3Dプリンタが登場したころは、素材といえばプラスチックやアクリルだったような気がしますが、いまでは金属をはじめ、木材系やゴム系、ナイロン系……etc、目的に合わせてさまざまな素材が使われています。たしかに信頼できる素材がなければ、心臓や血管を作る研究も進まなければ、家を建てようとは考えませんよね。
とくに医療の現場で研究が進んでいますが、いつか肉体が作れるようになって、そこに人工知能を搭載したアンドロイドを3Dプリンタで製造する。さらに、人間の体では耐えきれない環境で働けるアンドロイドをつくるために、特殊な素材での製造に成功する。
たとえば、液体金属で製造したアンドロイドが暴走し、液体窒素でバラバラにして一度は倒したかと思いきや、しつこく人類を襲い続けるが、最終的には溶鉱炉に落とす原始的なやり方で人類が勝利する……なんて将来が来るかも、なんて考えたりも。
話が脱線しましたが、前回とはちょっと違った驚きのある3Dプリンタで作った部品や作例などの写真をどうぞ~♪
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