e-bike日々徒然

e-bikeに乗るようになって感じた数々の良かったこと

e-bikeに乗り始めて「これは良かった!!」ということが多々あります。まずは登坂。上り坂がホントに快適。ラクにすいすい上れちゃう。

人力自転車ばかり乗っていた頃は登坂を敬遠してきました。なるべく平坦な道を選んでコース設定していました。それでも短距離の登坂は現れるもの。体重の重い筆者はかなりの頑張りを強いられたものです。

が、e-bikeだと坂がラク。スピードを出して登坂しようと思わなければ、どの坂でも頑張らずに上れます。ラク……というよりも、苦痛が取り除かれるという感じでしょうか。ペダルを踏んでいれば、そのうち坂の上まで到着していて、結果的に苦しいことはなかった、みたいな。

そういうe-bike登坂なので、それまで見向きもしなかった坂に興味が出てきたりして。近所の坂を総なめにしてみたりして。まあソレにも飽きるわけですが、登坂がラクなe-bikeで走っていると、少なからず絶景にお目にかかれます。きっと坂を上り切っちゃうe-bikeなので、丘や山の上から外界を見下ろす機会が増える感じ。結果、上り坂が「楽しさにつながるもの」に見えてきたりします。

他にも良かったことがあります。未舗装路走行です。

筆者は、以前に人力のロードバイクでよくサイクリングコースを走りましたが、たまに未舗装路を通るハメになりました。急な工事があったり、舗装路と思って通ったら途中から砂利道だったり。

えーっこの先全部、砂利道なの? 脇の道に降りるか、引き返すか? そのまま走れないことはないんですが、パンクが怖い。サイクリングの楽しさが一気にシュリンク。最近では砂利道にも強いグラベルロードなんてのもありますが。

e-bikeの場合、多くの車種に太めのタイヤが採用されています。ので、砂利道程度の未舗装路ならだいたい走破できる。アシストも働くので安定的に前進する力が加わり、意外なほどスムースに砂利道など未舗装路を通り抜けることができます。

それからもうひとつ、e-bikeに乗っていて良かったのは“向かい風”です。人力ロードバイクでサイクリングロードを走っていた頃は、“行きも帰りも向かい風”などという悪夢的状況がよくありました。強風の向かい風だとホント自転車が前に進まない。スピードも全然出ない。トレーニングにはなるんですが、苦行ですね。

……ごく稀に行きも帰りも追い風なんてこともあります。いつもは出ないスピードが軽々出たりして非常に楽しいです、が、そんなシチュエーションはめったにありません。なんででしょうね?

e-bikeの場合、向かい風は無問題です。よほどの強風でない限り、強い向かい風でもフツーに20km/h程度で巡航できます。「人力自転車だとこの向かい風が凄く苦しいんだよな~」などと思い出しつつ、ニヤニヤしながら向かい風をねじ伏せて走れてしまいます。

ちなみに、e-bikeで追い風の中を走ると、非常に痛快です。e-bikeのアシストは24km/hで止まりますが、追い風だとその後も比較的にラクに加速可能。「いつもこの速度域はキツいんだけど、今日は快走できる〜♪」みたいな楽しい気分になります。

e-bikeで走り始めると、これまでなかった良いこと楽しいこと気持ちいいことをいろいろ感じると思いますので、ゼヒ! このご時世、自転車通勤のためにe-bikeの購入をお考えの方も多いと思いますが、「e-bikeで自転車通勤を始めたら、なんか凄く楽しいことがたくさん見つかった」ということにもなると思いますので、ゼヒ!!

スタパ齋藤