首振り機能付きのUSB卓上扇風機を導入。その快適度はいかに!？

　夏前に、USB卓上扇風機は密閉型オフィスの必需品、という記事を書いた。その時に使った扇風機は今でも健在なのだが、今回、別の扇風機を使う機会ができたのでレポートする。

　今回使ってみたのは、リズム時計の「Silky Wind II」。ごく一般的なUSB卓上扇風機で、首振り機能が搭載されているのが最大の特徴。使いはじめて1カ月以上が経つが、「やっぱり扇風機に首振り機能は必須だよね」と感じている。

リズム時計「Silky Wind II 9ZF005RH03」

　首振り機能以外は、USB卓上扇風機としてオーソドックスな製品。風量調節は2段階のみ。つまり「弱」か「強」かの2択。優柔不断の筆者としては、「中」が欲しいなぁと、はじめは少し思った。だが使い始めれば、仕事場に汗をかいて着いた時には「強」にし、落ち着いたら「弱」にする、ということで全く問題ない。

　その「弱」でも、風が少し強すぎるな、と感じることがある。または、風を体に直接当てていると、喉や肌が乾いたりして不快だ。そんな時には首振り機能をON。10秒に一度くらい風が体に当たるようになり、ちょっとした“風のゆらぎ”を感じられることになる。

　チルト機構があり、首を上下に調節できる。少し高い場所に置いて、首振り機能をONにし、さらに首を上に向ければ、風に直接当たることなく周囲の空気を循環できる。

背面のカバーは取り外し可能。ファンに着いたホコリを簡単にふける。2枚のファンを使うことで、効率よく風を送ってくれる

右のツマミで風量切り替えでき、左のツマミは首振りのON/OFF

USBで給電する。ケーブルは取り外しできず、紛失する心配がない

モバイルバッテリーで駆動するので、暑い日のキャンプなどに持って行ってもいいだろう

最大21度、首の角度を上方に向けられる

　オーソドックスな卓上扇風機なので、特別の不満もない。まだ自分のオフィスにはないよ、という人にはお薦めできるUSB卓上扇風機の1つだ。