やじうまミニレビュー
密閉型オフィスの必需品、USB卓上扇風機をついに導入。その効果は?
by 河原塚 英信(2016/5/25 07:00)
窓を開けることが禁止されている、もしくはそもそも開けられないというオフィスが多くなってきた。『家電Watch』編集部も、そうした現代的なビルの中にある。そんなオフィスでは空気が流れず、気分が悪くなったり、ぼ~っとしてしまったり、最悪の場合は無性に眠くなったりしてしまう(いずれも筆者は、オフィスのせいだと思っている)。
そんな窮屈なオフィスを少しでも解消する手段として、シロカの卓上扇風機「SDF-129」を導入した。使いはじめて1カ月、早くも「なんでもっと早く使いはじめなったんだろう!」と感じた。
メーカー名 | シロカ |
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型番 | 卓上扇風機 SDF-129 |
価格 | 2,916円(Amazon) |
USBケーブルとACアダプターが付属しているので、パソコンなどからはもちろん、コンセントからの電源供給も可能だ。モバイルバッテリーでも使えるので、キャンプなどで使うのも良いかもしれない。ちなみに筆者はできるだけパソコンに負荷を掛けたくないので、コンセントを使っている。
性能はあくまでもシンプル。電源ボタンを押せば一般的な扇風機と同様に風が送られてくる。風量は3段階で調節可能だが、暑いから使う、というのではなく止まっている空気を流したいというサーキュレーター的な使い方であれば、「弱」モードでも十分。ちなみに「強」にしても、一般的なオフィスであれば雑音にまぎれて、扇風機の音が気になることはまずないだろう。
自動の首振り機能が搭載され、左右60度で向きを変えられる。また、上下に3段階でチルトすることも可能。外からオフィスに戻って、ほてった顔に当て続けられる。ただしチルトの調整は手動。ガチッガチガチと、少し力を入れて首を上下に調節する。
シロカ「卓上扇風機 SDF-129」は、卓上扇風機に求める機能をフルスペックで備えているといえるだろう。早く導入すれば良かったと思えるほどに満足している。
これ以上に求める機能はないが、あえていうなら、リビング扇風機でトレンドとなっているDCモーター搭載モデルのように、そよ風のような心地良い風を送ってくれたら嬉しい。なにせ自宅のリビングと同じくらい、過ごす時間の長いのだから、オフィスのデスク周りにもっと気を使うべきだろう。それに環境が快適になれば、仕事の効率もより良くなるはずだ。