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結露で濡れない「断熱構造」がやっぱりイイ。タンブラーや水筒おすすめ5選

結露しない断熱構造のタンブラーや水筒のおすすめを紹介

暑い夏は冷たい飲み物が欠かせないが、気になるのがコップやペットボトルにまとわりつく水滴、結露だ。仕事中は水分補給するたびに指が濡れ、外出中はペットボトルの水滴でカバンの中身がびちゃびちゃ……それに、すぐぬるくなる。

地味にストレスとなる結露を回避できて冷たさも保てるのが、断熱構造のタンブラーや水筒だ。普通のコップやマグカップから断熱構造のものに替えてみて、使っているうちに「やっぱりいいな」と実感している。金属臭が気にならないものや、インテリアに馴染むグラス、炭酸ドリンク対応の水筒など、いくつか紹介したい。

なお、保冷の基準として用いられる「保冷効力」は、室温20℃において4℃の冷水を満たし、所定の時間放置した場合の温度のこと。温度の低い方が、より冷たいまま保てることになる。逆に「保温効力」は、95℃の熱湯を所定の時間放置した時の温度を指す。

定番のサーモス「真空断熱タンブラー」

真空断熱構造の定番とも言えるサーモス製品は、マグカップ型やジョッキ型などを揃えており、ラインナップが豊富だ。筆者が使っているのは「真空断熱タンブラー JDI-350」で、飲み口が丸くなっていて口当たりが優しいところが気に入っている。

サーモス「真空断熱タンブラー JDI-350」

容量は350mlのほか、300mlと400mlをラインナップ。350mlのものは、ビール1缶分をぴったり入れられる(泡の具合によっては入りきらないことも)。

JDI-350の本体サイズは約7×7×14.5cm(幅×奥行き×高さ)、重さは約0.2kg。1時間の保冷効力は7℃以下。価格は990円。

金属臭が気にならない京セラ「CERAMUG」

京セラの「CERAMUG(セラマグ)」は、素焼きのようなセラミック加工により金属のニオイが気にならないのが特徴。飲み物本来の味を楽しめるので、コーヒーやお酒などにこだわりのある人におすすめだ。

京セラ「CERAMUG(セラマグ)」
蓋付きタイプは容量350mlと500ml

容量は300mlの「CTB-300」と400mlの「CTB-420」の2サイズのほか、蓋付きタイプや持ち運べるボトルタイプも展開している。CTB-300の本体サイズは8.5×8.5×9.7cm(幅×奥行き×高さ)、重さは129g。1時間の保冷効力は8℃以下。価格は4,180円。

ツヴィリングの「ダブルウォールグラス」は食卓でも映える

食卓で映えそうなのは「ツヴィリング ソレント ダブルウォールグラス」。ガラス製で中身が見えておしゃれなので、来客時にも重宝しそうだ。

「ツヴィリング ソレント ダブルウォールグラス コーヒー」
中身が見えておしゃれ

-20〜120℃の耐冷耐熱仕様で、食洗機や電子レンジに対応しているのもうれしい。さまざまな容量、形状を展開しており、容量200mlのコーヒーグラスの本体サイズは7.3×10cm(直径×高さ)。価格は2個セットで2,860円。

250~700mlの選べる水筒。象印「TUFF」

外でも冷たいドリンクを飲みたいが、水筒は洗うのが面倒。9月1日発売の象印マホービンのステンレスマグ「TUFF」シリーズは、洗うときにパッキンを外す必要のない「シームレスせん」を採用し、手入れしやすいのが特徴だ。落ち着いたカラーで、大人でも使いやすい。

象印マホービン「SM-ZB48」

持ち運びやすい250/350/360/480mlサイズ、オフィスやジムでもたっぷり飲める600/700mlサイズの6サイズをラインナップする。容量0.48Lの「SM-ZB48」の本体サイズは6.5×21.5cm(直径×高さ)。重さは約0.23kg。保冷効力は8℃以下(6時間)。保温効力は71℃以上/87℃以上(6時間/1時間)。価格は6,050円。

タイガーの水筒は炭酸飲料もOK

タイガー魔法瓶の「真空断熱炭酸ボトル」は、その名の通り炭酸飲料も入れられる。キャップ開栓時のふきこぼれなどを防ぐ機構を備え、炭酸ドリンクの冷たさをキープしながら、安全に持ち運べる。ビールなどのアルコールにも対応。

タイガー魔法瓶「真空断熱炭酸ボトル」
コーラやビールを入れられる

容量は0.5L/0.8L/1.2L/1.5Lの4サイズ展開で、大きなサイズはピッチャーとしても使える。容量0.5Lの「MTA-T050」の本体サイズは10.5×7.5×21.2cm(幅×奥行き×高さ)、重さは0.29kg。保冷効力は8℃以下(6時間)。価格は6,000円。

鄭 恵慶