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タイガー、70年代のレトロ花柄が懐かしい真空断熱ボトル
2022年10月4日 07:05
タイガー魔法瓶は、レトロな花柄を採用した「真空断熱ボトル MMZ-F035」を、10月上旬に公式サイトにて数量限定で発売する。価格は5,500円。
同社の創業100周年を記念し、過去に発売した製品に描かれていた花柄デザインを復刻。容量350mlの真空断熱ボトルに採用した。ポピーとイングリッシュガーデンの2種類を用意する。
ポピーは1975年発売の「タイガー電子ジャー 炊きたて JHS型」などに描かれていたもの。関留辰雄さんのデザインで当時は大変人気があり、炊飯器からポットまで幅広く採用されていた。昭和期の製品ですでに原画がなかったため、当時の電子ジャーの柄を3Dスキャナーで読み取り、データを作成したという。
イングリッシュガーデンは、片山葉子さんが平成初期に描いた未発表の原画を製品化。昭和から平成に至る過程で花柄の傾向も変化し、はっきりとした大きめの花弁を色鮮やかに表現する手法から、小花を花束のようにまとめ、柔らかい色合いで仕上げる風合いへと変わったとしている。同時代に描かれたコンサートフラワー柄は、1987年発売のポット「ニューエアーポット とら～ず PNG型」に採用されていた。
9月27日には宝島社から、ポピー柄のお弁当箱が付録の「タイガー魔法瓶100th ANNIVERSARY 懐かしの花柄お弁当箱BOOK」が発売され、真空断熱ボトルとセットで使える。またタイガー公式サイトでポピー柄のボトルを購入すると、お弁当箱のフタに貼れる同柄のシールがプレゼントされる。
真空断熱ボトル MMZ-F035の本体サイズは、約6.6×6.6×16.4cm(幅×奥行き×高さ)。重量は約170g。保温効力は69℃以上/86℃以上(6時間/1時間)。保冷効力は8℃以下(6時間)。
