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絡まりゼロブラシのロボット掃除機!? おまかせキレイなNarwal Freo X Ultraを使った

ナーワルから新登場した最上位ロボット掃除機「Narwal Freo X Ultra」をさっそく使ってみました

ここ数年で人気急上昇中の「水拭き掃除もできるロボット掃除機」。ロボット掃除機に掃除を任せられるだけでも生活の質がアガるのに、さらに水拭きまで! 床はいつも清潔でピカピカ。

かくいう筆者が愛用しているのが、ナーワル(Narwal)の「Narwal Freo(ナーワルフレオ)」です。コレがサイコー♪

そのナーワルから、新型のロボット掃除機「Narwal Freo X Ultra」という最上位機種が登場すると知り、さっそく自宅で使ってみました。

主な特徴は、8,200Paというかなり強力な吸引力や、賢く障害物を避けるところ、さらには「絡まりゼロブラシ」というものまで採用しているところ。発売に合わせて期間限定の早割キャンペーンも5月17日(金)~5月31日(金)に実施するとのことです(早割の詳細は本稿の最後に記載)。

それでは、この製品がどのように便利になって、家をどれだけキレイにしてくれたのか、お伝えします。

Narwalロボット掃除機のお気に入りポイントって?

新機種の前に、現行機種Narwal Freoがお気に入りになったポイントについて振り返ります。筆者は仕事柄これまでいろいろなロボット掃除機を使ってきました。どれも便利な製品たちでした。でも「これならウチにも導入しよう」とまで思う製品とは出会っていませんでした。

しかし、現行機種のNarwal Freoについては「使うべきロボット掃除機はコレだ!」と強く思い、即座に導入。人生で初めて自宅でロボット掃除機を常用し始めました。

現行機種のナーワル「Narwal Freo」床の吸引掃除と水拭き掃除に対応したロボット掃除機です

Narwal Freoについて、コレだ! と思った要素はいくつかあります。

まずは賢さ。ロボット掃除機は部屋の床形状などを把握するために「マッピング」をします。部屋の地図をつくって、それを参照しながら掃除をするわけですね。Narwal Freoはこれを非常に正確に行ないます。また掃除の様子を見ているとわかりますが、「そうだよね、そのルートを通るのがイイよね」という効率のよさで掃除を進めていきます。そんな行動がまさに「賢い」と感じさせます。

本体のみでも使えますがアプリと併用するとNarwal Freoをより詳細に使えます。部屋のマップを非常に正確に作成し、それを参照しながら効率よく自動掃除を行ないます

それから徹底した掃除ぶり。ゴミ吸引と水拭きができるNarwal Freoですが、まさに「隅から隅まで」をしっかり掃除してくれました。たとえば独自の「テールスイング機能」により、ブラシやモップを「床の隅(床と壁や家具が直交する箇所)」に確実に当て、隅っこまでしっかり掃除。

棚の下などの狭く低い場所も掃除。普通の掃除機では掃除しにくいところまで、ゴミ吸引と水拭きをしてくれました。

部屋中をゴミ吸引と水拭きで掃除。毎日自動的に行なわせることもできますので、人間は労せずして、床の清潔とキレイをずっと維持

たとえば人間がスティック掃除機を使って掃除できる場所には限度があります。ベッドの下などは掃除機を入れづらい(もしくは水平のスペースが足りずに入らない)ですし、前述のような壁と床が直交する箇所は、実際はブラシが届かず掃除できません。

テーブルやイスやベッドの脚の周囲もそうですよね。普通の掃除機のブラシだと、脚周辺には「ホコリの吸い残し」ができてしまいます。

Narwal Freoだと、そういう箇所まで、毎日、自動的に、ゴミ吸引も水拭きもしてくれる。なので、床の清潔・キレイがずーっと続きます。床の掃除機がけや水拭きから解放され、いわゆる「可処分時間」が増えてQOL向上! Narwal Freoにはホントに感謝しています。

センサーで周囲の障害物や家具などを認識し、それを避けて掃除します。カーテンなどがあっても巻き込むことはありませんでした

ほかにも、水拭きモップの自動乾燥や、コンパクトかつ質感のあるデザインなど、Narwal Freoにはいくつもの良さがあって、信頼と愛着を置いている筆者。ナーワルは、まだ日本ではあまり名を知られていないメーカーではあり、製品価格が安かったりしますが、その製品はトップクラスの実力派。筆者は「現在のナーワルはロボット掃除機界のダークホース」だと考えています。

新しい「Narwal Freo X Ultra」どんなロボット掃除機? さっそく使ってみた

そんなナーワルから5月17日に発売されたばかりの新型ロボット掃除機がNarwal Freo X Ultraという最上位機種です。従来機種Narwal Freoの美点はそのまま残し、さらなる高性能化を実現した機種とのこと。

Narwal Freo X Ultra本体。ベースステーションのなかにロボット掃除機が格納

従来機種Narwal Freoを使っている身としては興味津々の新型! 実際に試用してみましたので、最新かつ最上位機種Narwal Freo X Ultraを紹介します。

新しいNarwal Freo X Ultraは床のゴミ吸引と水拭きに対応したロボット掃除機です。専用スマートフォンアプリを使って初回のセットアップと、水や洗剤のセットを済ませたら、すぐ掃除を開始できます。

初回掃除はアプリから操作してみました。掃除モードはいくつかありますが、全部をNarwal Freo X Ultra任せにする「Freoモード」を選択。つながった2つの部屋を順に掃除していきます。途中、モップ洗浄のためにベースステーションに戻ったりもします。

ベースステーションにはロボット掃除機が自動的に出入りします
ベースステーション上部に操作用タッチパネルがあります
ディスプレイをタッチすることですぐに掃除を始めたり、ロボット掃除機をベースステーションに呼び戻したりすることができます
ベースステーション上部はパカリと開き、そこに浄水タンクや水タンク、洗剤などを格納できます
左が汚水タンク、右が水タンク
専用の洗剤。逆さにしてセットするだけ
洗剤はベースステーション内部前方に格納されます
ロボット掃除機本体。こちらもクリーンなデザインです
初回掃除はアプリから操作しました

髪の毛なども“絡まりゼロ”? 国際基準の認証受けた新ブラシの実力検証

髪の毛などの糸状のゴミは、従来「回転ブラシに絡まる」ことが問題とされますが、Narwal Freo X Ultraが搭載した業界初という単端回転式「絡まりゼロブラシ」は、この問題を克服したとのこと。

「絡まりゼロブラシ」は、写真を見ても分かる通り、これまで見たこともないような形が特徴的です。一般的なロボット掃除機のようにブラシの軸を左右両端で固定するのではなく、右側の軸だけでブラシを回転させているのがわかります。回転ブラシは左に向かって細くなるテーパー状で、ブラシ自体もゴミを左に寄せる植え方がされています。ゴミの吸引は左側で行なわれ、糸状ゴミの絡まりを防ぎつつ吸引している仕組みのようです。

単端回転式の「絡まりゼロブラシ」

そこでちょっとイジワルな実験。床の何カ所かに糸状のゴミをわざと落とし、そこを掃除してもらいました。

「絡まりゼロブラシ」の実力をチェック
掃除後、Narwal Freo X Ultraを裏返してみると……?
ホントだ、絡まってない! すご~い!

これは新発想かも 本体でゴミ圧縮して捨てる手間軽減。ニオイもほとんどナシ!

掃除後の手間を省いてくれる注目の新機能は、「本体ゴミ圧縮&乾燥」と「使い捨てダストバッグ」です。これで7週間以上、ゴミ捨てしなくて済むとのこと。ゴミに触れず捨てられて、定期的に洗う必要などもありません。

ロボット掃除機の上部を開くとダストバッグを入れるスペースがあります。ダストバッグは自動的にゴミを圧縮。さらにゴミに対する自動乾燥まで行なうため、ニオイがすることもほとんどありませんでした。

さらに菌の繁殖も防ぐとのことで、同社によれば認定機関のSGSによる抗菌(大腸菌、黄色ブドウ球菌)の認証も受けており、清潔さが気になる人にも大きなメリットがあるようです。

SGSによる抗菌認証

本体だけでゴミを圧縮できるということは、最近増えている外付けの「自動ゴミ収集機」とは違って、掃除した後のゴミ収集のような騒音が出ないという利点もあります。

ダストバッグは使い捨てタイプ。このほか、一般的なロボット掃除のように、くり返し使えて洗えるダストボックス(付属品)も使用できます。

ロボット掃除機の上部のダストバッグを入れるスペース
ダストパックは使い捨てタイプ。このほか、くり返し使えて洗えるダストボックス(付属品)も使用できます
ロボット掃除機の裏側。前方にはゴミを掻き出して掻き込むための横方向回転ブラシがあり、そのゴミを中央の回転ブラシが吸引します。おにぎり型の白いものが水拭き用の回転モップです
部屋の隅に置いてみました

アプリで初期セットアップ(初回のみ)を済ませると、最初の掃除の前に部屋のマッピング(地図作成)が行なわれます。その後に掃除開始。アプリではリアルタイムで掃除の様子が見られるほか、Narwal Freo X Ultraのさまざまな設定ができます。掃除のスケジュールを設定することも可能。アプリは外出先からでも(モバイル通信経由で)使えます。たとえば外出先から自宅の掃除を開始させて、掃除の様子をモニターするようなことも可能です

アプリ画面

手の届かないところまで床がどんどんキレイに、しかも静か

今回Narwal Freo X Ultraに掃除を任せたのは拙宅仕事場で、「掃除可能な床面積」は約14畳。ここをスティック掃除機で(ベッド下や棚下などを除いて)ゴミを吸引するのにかかる時間は10分程度でしょうか? ただし水拭きまでしたらプラスして30~40分かかりそうです。

そんな部屋のゴミ吸引と水拭き、どのくらいの時間で済ませるのでしょう?

結果からいうと、初回は約40分で掃除完了。その後は毎回30分弱で掃除を終えてくれました。筆者的な感覚でいえば「早い!」。

掃除開始直後のNarwal Freo X Ultra。ベースステーションがある隣の部屋から掃除が始まり、隣の部屋までびゅーんと走って行く様子がカワイイ♪
家具と床が直行する箇所から掃除開始。部屋の端から掃除していきます。テールスイング機能でお尻を振るようにして……
少し回転しつつ部屋の端を掃除。隅っこにある汚れまでしっかり除去してくれました

食事時に仕事部屋から離れたときにNarwal Freo X Ultraに掃除をしてもらう毎日ですが(食事時間がだいたい30分程度であるため)、食事をして仕事部屋に戻ると「あらもう済んでる!」という感覚です。なにしろ、掃除機がけと水拭き掃除が終わってるんですから。

これを毎日1回行なっていますが、日に日に床がキレイになっていきます。床に液体が垂れた痕跡が何カ所かあり、また床の所々に黒ずみもありました。Narwal Freo X Ultraを毎日1回使うと、それら痕跡や黒ずみがどんどん薄くなって消えていきます。

1回の掃除で消える汚れもありますが、しつこい汚れも徐々に消えていくというわけです。ナーワルによれば、DirtSenseテクノロジーという技術によって、床の汚れをリアルタイムで感知し、床がキレイになるまで自動的に複数回の清掃を実行するとのこと。全部Narwal Freo X Ultra任せなのに、床がどんどんキレイになっていく! さすが!

静音性も十分高いです。仕事場の階下がリビングで、そこで食事をしています。Narwal Freo X Ultraが仕事場を掃除している間、その下の部屋で食事をしていますが、動作音はまったく聞こえてきませんでした。

また、動作中の様子を見ていると、やはり壁際や障害物などのギリギリまで迫って徹底的に掃除しているという印象です。センサーの精度が非常に高いと思われ、「そんなギリギリまで攻めるんだ!」と思わず感嘆するほどです。

壁沿いにあるキャスター棚の下にも潜り込んで掃除してくれました。このキャスター棚のすぐ右にはベッドがあり、ベッドが邪魔してスティック型掃除機などを倒し込めないため、このキャスター棚の下はほとんど掃除できません。でもNarwal Freo X Ultraだとしっかり掃除してくれました。しかも水拭きまで!

壁沿いにあるキャスター棚の下へ
手が届かないところまでしっかり下へ潜りこんで吸引と水拭きをしてくれました
また別の場所にもキャスター棚が
このキャスター棚の下もNarwal Freo X Ultraが掃除してくれました!
さらに部屋の端を掃除しつつ巡る

掃除していると、時々、ベースステーションへ戻っていました。これはベースステーションに戻ってモップの洗浄をしているわけです。ちなみにNarwal Freo X Ultraも前述のNarwal Freoも、ベースステーションの出入りに失敗したことは一度もありませんでした。モップの洗浄が済んだら再び掃除を継続します。

ベースステーションへ戻っていく様子
ベースステーションに戻ってモップを洗浄しているところ
モップの洗浄が済んで掃除を継続

日ごろは掃除しにくいベッドの下を掃除させてみると、たまっていたホコリがみるみるなくなっていく! Narwal Freo X Ultraの吸引力はロボット掃除機ではトップクラスといえる8,200Paで、ホコリやゴミをしっかり吸引していました。同時に水拭きもしてくれるので、通ったあとの床はとてもキレイになっていました。そこを歩いたときの音や感触も違いました。

Narwal Freo X Ultraはレーザーセンサー、LiDAR(ライダー)センサー、赤外線センサー、そして業界先端の「デュアルストラクチャーライド」を初搭載しているそうです。これにより従来製品の160%の障害物回避能力があるとのこと。確かに、このごちゃごちゃした部屋でも、何にもどこにもぶつからずに掃除を完了してくれました。すごい!

ベッドの下を掃除するNarwal Freo X Ultra
写真にもNarwal Freo X Ultraのセンサーから出る光線が写りました

スティック掃除機だけでは難しそうな部屋を掃除させてみるとどうなる?

Narwal Freo X Ultraに掃除させた拙宅仕事場について簡単に説明します。じつは既に従来機種Narwal Freoを使っていましたが、この新機種を試用できるということで1カ月間「Narwal Freo不使用、手動の掃除機がけもナシ」として敢えて汚れた状態にしました。

「その仕事場はどんな部屋なのか?」を少々ご紹介します。

Narwal Freo X Ultraのマッピングでの計測結果では、部屋は2室で掃除床面積が合計約14畳となっていますが、こういった家具がやや乱雑に並んでいる部屋です。障害物が多いのでスティック型掃除機が便利ですが、それでもモノが多くて掃除機がけしにくい!
キャスター付きの移動棚も複数あります。左から3番目のキャスター棚の下部には入って行けるはずですが……
ベッドもあります。ベッド下は最も掃除機がけしにくい箇所のひとつ
ベッドの周辺には棚があったり壁があったりします
ベッド下の掃除機がけをしようとしても、スティック型掃除機が壁や棚にぶつかって、思うように掃除機の押し引きができません
より手ごろなモデル「Freo X Plus」も登場

ベースステーションなしで、より低価格な吸引&水拭き2in1モデル「Freo X Plus」も5月24日に発売。予約は5月17日より受け付ける。店頭予想価格は79,800円だが、5月17日より早割も実施する。

Freo X Plus

Narwal Freo X Ultraと同様に本体でゴミを圧縮するため、7週間以上ゴミ捨て不要なほか、「絡まりゼロブラシ」も搭載。吸引力もトップクラスの7,800Pa。一人暮らしや、2台目のロボット掃除機としても適したモデルとなっている。

集めたゴミを本体で圧縮して、捨てる手間を軽減

一度使ったら後戻りできない!

筆者が試用した期間は約1週間。仕事場を毎日30分程度で掃除し終えてくれて、仕事場がどんどんキレイになっていきます。しかも、吸引したゴミも本体で圧縮されてまだ捨てる必要がなく、筆者はほとんどすることなし。するといえば、汚水タンクの汚水処理と、水タンクへの給水程度。

掃除の全部をNarwal Freo X Ultraに任せられてラク! やっぱりイイなぁナーワルのロボット掃除機。

これ、ホ~ント、一度使うと後戻りできない系の便利家電です。筆者イチオシのロボット掃除機Narwal Freo X Ultra。じつによくできたゴミ吸引と水拭き両対応のロボット掃除機ですので、興味のあるかたはぜひチェックしてみてください!

ロボット掃除機「Narwal Freo X Ultra」期間限定の早割キャンペーン情報

Amazonでの販売価格:159,800円
(通常価格より30,000円 OFF)
セール対象期間: 5月17日(金)~5月31日(金)

ロボット掃除機「Narwal Freo X Plus」期間限定の早割キャンペーン情報

Amazonでの販売価格:49,800円
(通常価格より30,000円 OFF)
セール対象期間: 5月17日(金)~5月31日(金)

(提供:Narwal Japan)