トピック

ロボット掃除機に新星! 水拭きもできて快適操作のNarwal Freoは、任せて安心の使いやすさ

新しく登場したロボット掃除機の「Narwal Freo」を試してみた

国内外のメーカーから数多のロボット掃除機が登場し、消費者としては選択肢が増えてありがたいような、選びきれず悩ましいような、複雑な気持ちになる今日この頃。そんなところへ、さらに新たなロボット掃除機が日本へやってきた。Narwal(ナーワル)というメーカーの「Freo」というモデルだ。

1台でゴミ吸引はもちろん水拭きにも対応する本格派。後発製品ということで、一体どんな特徴を持つのか、このニューフェイスを試してみた。

水拭きモップは洗浄剤でクリーニング&乾燥までしてくれる

「Narwal Freo」の本体

「Narwal Freo」は、2022年11月から日本での正式販売を開始したロボット掃除機。2019年に最初のモデルが発売され、2022年に日本法人が設立された後、応援購入サイトのMakuakeで今回の新製品の先行販売を受け付け、1,500万円を超える額を獲得。その後、一般販売もスタートしている。

製品の価格が189,800円ということからも分かる通り、本製品はロボット掃除機のなかでもハイエンドといっていい高機能なモデル。なのだけれど、まず特徴的なのはその外観だ。

ロボット掃除機本体とベースステーションから構成されていて、そのどちらも全体がほぼ真っ白。特にベースステーションの方は、つるんとした曲線フォルムのかわいらしいデザインが目を引く。最新型の生活家電らしい雰囲気を漂わせる見た目で、日本の家庭にも違和感なく溶け込むだろう。幅は415mm、奥行き370mmなので、設置スペースについては事前に確認しておくとよさそうだ。

ベースステーションが丸みを帯びたかわいらしいフォルム

ロボット掃除機本体は、3つのブラシによるゴミ吸引と、2つの回転式モップによる水拭きに対応する。ゴミ吸引だけ、水拭きだけ、あるいはその2つを同時に実行することができ、各種センサーによって室内の状況を把握しながら掃除する。障害物を回避したり、段差からの落下を防止したりする機能も当然ながら備えている。

本体を裏返したところ
おにぎり型の回転式モップを2つ備える
取り外しは簡単なので、手洗いするのも楽そう

吸引したゴミは本体内のダストボックスに格納される。ある程度掃除をしたら、本体からダストボックスを取り出してゴミ箱に捨てる、という使い方だ。

本体のフタを開くとダストボックスがある
フィルターへのアクセスも容易
ゴミが溜まったらダストボックスを取り出して中身を捨てるだけ

一方、水拭きの方はほとんど自動化されている。本体の充電器を兼ねるベースステーションは内部に給水用と排水用のタンクを備えており、あらかじめ給水タンクに水を入れておけば、掃除を開始するタイミングで本体のモップへ給水する。掃除を開始して床を拭き上げた後、ベースステーションに戻るとモップの洗浄が自動実行され、汚れた水分が排水タンクに吸い上げられるのだ。

しかも、専用の洗浄剤が付属しており、これをベースステーション内に装着しておくことで、モップ洗浄の際には洗剤も使ってきれいにしてくれる。さらに、洗浄後には温風乾燥もしてくれて、菌の繁殖を防ぎながら常に清潔なモップを維持できる仕組みになっている。

左が排水用タンク、右が給水用タンク
洗浄後の汚れた水は、排水タンクを取り出して中身を捨てるだけ。口も広く、洗いやすい
しばらく使っているとモップを洗浄するトレー部分も汚れるので、時々取り出して拭き掃除したい

洗浄剤は930mlと容量たっぷりだが、使い切った場合は直販サイトや他のECサイトで追加購入が可能だ。

専用の洗浄剤が付属
ベースステーションに装着しておけば、モップをきれいに洗浄してくれる

画面タッチで掃除開始してくれて簡単!

もう1つ、ベースステーションで注目したい点が、小型の円形タッチディスプレイが埋め込まれていること。ディスプレイ上では本体の充電状況のチェックや各種設定が行なえ、掃除の実行もワンタッチで可能。

ベースステーションの蓋に埋め込まれているタッチディスプレイで各種設定が可能

後述する専用スマートフォンアプリでも掃除実行や情報確認はできるが、スマートフォンを手に取ることなく、ベースステーションの分かりやすい画面からサクッと掃除を始められるのは、余計な手間がかからず、スタイリッシュさがあってなんとなく気分がいい。

後述する「Freoモード」。かわいらしいキャラがアニメーションしている
スワイプで掃除モードを選択
モードを選択後、「掃除開始」をタップすれば掃除がスタート

スマートに部屋をきれいにしてくれる「Freoモード」など5つの掃除モード

「Narwal Freo」を使い始めるにあたっては、製品と同名の専用スマートフォンアプリを利用する。

アカウント認証後に表示されるアプリのホーム画面

メールアドレスを入力し、送られてくる認証コードを使ってアカウント認証した後、画面の指示に従ってデバイス(ロボット掃除機)の追加、Wi-Fi設定などを行なえば準備完了だ。

「新しいデバイスを追加する」から「Narwal Freo」を選択。ネットワークなどの設定を行なえば操作が可能になる

掃除方法は「掃除(ゴミ吸引)のみ」、「水拭きのみ」、「掃除&水拭き」(同時実行)、「掃除から水拭き」(順次実行)の4つのモードから選べるのに加え、「Freoモード」というものも用意されている。この「Freoモード」は、そのときの状況に応じて適切な掃除方法で稼働する「スマートモード」的な機能と考えるといいだろう。

画面下部で「Freoモード」、もしくは個別の掃除モードを選択し、中央の実行ボタンで掃除を開始する

初回は部屋の間取りや障害物などを確認して掃除可能なエリアを判定するためのマッピング動作から始まり、次に床の汚れ具合などを検知して、それに応じた最適な頻度や強度を自ら判断しながらゴミ吸引や水拭きをしてくれる。筆者の自宅では、しばらく掃除機をかけていなかったせいか、セットアップ直後はベースステーションと部屋を4、5回往復しながらガッツリ掃除してくれた。以降「Freoモード」を実行したときは、1日1、2回の掃除であっさり終わってくれる。実際に床を見てもクリーンさをキープしているし、たしかにスマートに掃除してくれていると実感する。

最初のマッピング実行中の画面(左)。「Freoモード」では、部屋の隅までしっかり掃除する頻度を明示的に設定することもできる(右)

ところで室内をマッピングして自律走行しながら隅々まで掃除する機能は、「Narwal Freo」に限らず他のロボット掃除機の多くが搭載しているもの。ただ、「Narwal Freo」はそこからもう一段スマートになっているようだ。

センサーから取得した室内の状況はどのロボット掃除機も細部まで再現するが、細かく情報を拾いすぎていびつな間取り図になってしまうこともある。しかし、この「Narwal Freo」は最終的に実際の部屋の形状に近い、凹凸の少ない間取り図に整え、そのうえで部屋割の認識も自動で行なってくれる賢い作りになっているのだ。

マッピング完了後、きれいに整えられた間取り図
間取りを手動で編集することも可能。右の画面は掃除中のもので、本体の位置と掃除状況をリアルタイムに表示する

任せられる安心感。部屋ごと&床材ごとのきめ細かな掃除方法の切り替え

ベースステーションを発進していざ掃除へ

マッピングで認識した部屋ごとに掃除する/しないを指定したり、特定のエリアのみ掃除したり、あるいは掃除禁止エリアを設けたりすることももちろん可能。

部屋ごとに掃除する/しないを指定できる。指定したエリアを掃除する設定にも対応
掃除禁止エリアを設定すれば、侵入してほしくない箇所の掃除を避けられる

そして、部屋ごとに掃除の「強度」を変えることができるのも「Narwal Freo」の便利なところだ。たとえば部屋が3つあるフロアを「掃除&水拭き」のモードで掃除するとき、1つ目の部屋はゴミ吸引を1往復、水拭きも通常の水量で行ない、2つ目の部屋はゴミ吸引を強力に2往復、そして3つ目の部屋は少ない力で静かに掃除する、といったような形で実行できるのだ。

部屋ごとに掃除の強度を変えられる

また、よく使う掃除方法をカスタム設定する「プラン」機能もある。これは、「Freoモード」とその他4つの掃除モードの動作を変えられるだけでなく、自分好みの掃除方法も追加できるというもの。既存の「Freoモード」を実行したときに特定の部屋だけ掃除するようにしたり、「掃除&水拭き」を実行したときに部屋ごとの掃除の強度を変えたりできる。

既存の掃除モードにひもづいたプランが用意されており、右下の「プランを追加」でオリジナルのプランを作成できる。作成する場合は、掃除する部屋と、掃除方法を指定

プランを新たに追加するときは、たとえばフロア内のうち1つの部屋のみ、特定の時間に、「掃除と水拭き」で静かに2往復させて清掃する、みたいな設定が可能だ。こうしたプランを部屋ごとに用意しておけば、日々のルーチン的な掃除をより最適に、生活リズムに合わせて実行できるだろう。

プランの名称と、自動実行したいときは掃除する時刻などを設定。新たに作成したプラン「仕事部屋だけ」を選んで実行ボタンを押せば、その設定内容で掃除してくれる

さらに、部屋ごとに「床材の種類」を設定できるのも面白い。ある部屋の床がフローリングで、別の部屋はタイルだったりするときにそのように指定しておくと、それぞれの床材に応じて掃除する際のゴミ吸引や水拭きの強さを自動で変えながら掃除してくれる。また、毛足の長いカーペットのエリアでは、それを自動で認識しモップを持ち上げて水拭きしないようにもなっている。

床材の種類を設定できる「床材管理」機能も。部屋ごとの床材を設定しておくことで、より最適な強さで掃除してくれる

それと、これは筆者の自宅で試したなかで気付いたことなのだけれど、フローリングのところは水拭きしつつ、地続きになっている畳の部屋に入るとすかさずモップを持ち上げてゴミ吸引だけ行なう、という挙動になっていた。

フローリングはしっかり水拭き
でも畳に入るとモップを持ち上げてゴミ吸引だけ実行した

これはおそらく畳をカーペットと同じものであると認識したためと考えられるが、水拭きが可能な床とそうでない畳が混在していることが少なくない日本の家庭では都合がいい。当然、本当のカーペットの部分でも水拭きすることはなかった。

もちろんカーペットも同じように水拭きは回避
狭い場所も縫うように入り込んできれいにしてくれた

ここまで紹介した通り、あまり深く考えて設定しなくても、「Narwal Freo」にとりあえず掃除をさせておけば、適切に、きれいに掃除してくれるんだろうなあ、という安心感と信頼感が徐々に出てくる。いちいち細かく動作方法を指定しないと、あべこべな掃除をするようなロボット掃除機では、ストレスがたまってしまう。ユーザーがそのあたりを意識することなく全自動的に掃除してくれる使い勝手の良さは、長く使い続けるほどに差を感じてくる部分ではないだろうか。

在宅中でも気にならない静かさ。柔軟な掃除方法が様々な家にフィットしそう

障害物がないと分かりきっているところは迅速にサッと移動し、掃除もマッピングもスピーディーにこなしてくれる印象。しかも動作音はかなり静かだ。「通常」「強力」「ノイズ低減」の3段階あるゴミ吸引力のうち「強力」であってもノイズはかなり抑えられているし、水拭きは軽いモーター音しか聞こえない。

在宅勤務でずっと家にこもりきりの場合でも、ロボット掃除機のせいで仕事の集中力が途切れることはなさそう。ちなみにベースステーションでモップ洗浄中はそれなりに音が出るものの、ゴミ収集の機能がない分、こちらもノイズとしてはすごく騒々しいとは思わないくらいのレベルになっていた。

部屋ごとや床材ごとなど、きめ細かな掃除モード設定と賢い自律動作で、家の間取りやシチュエーションに合わせた柔軟な清掃ができていた。そのうえでデザイン性も高く、ライバルが多い製品ジャンルのなかでもしっかりと個性を発揮している。海外メーカーの製品だが、日本語対応カスタマーサービスを用意している点でも安心できそうだ。

賢く動作してくれて、掃除を任せられた

年末の大掃除シーズンに向け、ゴミ吸引と水拭き両対応のロボット掃除機を狙っているなら、実用面でも文句なしのこの「Narwal Freo」を選択肢に入れてみてはいかがだろうか。

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(協力:Narwal Japan)