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シャープ、COCOROBOを活用した生活スタイル調査を東急電鉄の賃貸住宅で実施
(2013/3/21 15:19)
シャープと東京急行電鉄(以下、東急電鉄)は、シャープのロボット家電「COCOROBO」を活用したクラウドサービスにおける生活スタイル調査を、東急電鉄の賃貸住宅「スタイリオ品川中延」にて4月より開始することを発表した。
音声インターフェースの有効性や「COCOROBO」調査モデルとの会話パターンの分析ならびに提供する情報の効果検証などを目的に実施する生活スタイル調査。
3月28日に開業予定の賃貸住宅「スタイリオ品川中延」の入居者のうち、希望者を対象に行なわれるもので、天気予報やニュース、交通情報など日常生活に必要な情報をシャープが提供するクラウドサービスが収集・加工して、COCOROBOが音声で伝えるという。情報は、東急電鉄グループ、ウェザーニュース、毎日新聞社が提供する。
COCOROBOは入居者に情報を伝えるだけでなく、入居者の生活パターンや習慣をデータとして、蓄積・解析することで、より適した情報を提供するほか、単なる情報源としてだけでなく、話し相手としても使えるような機能も備える。
調査で使用するCOCOROBOは市販されている製品のソフトウエアなどを変更したもので、販売される予定などはない。
シャープ、東急電鉄の両社では、今回の調査で得られた結果をもとに、今後新しい商品の開発およびサービス提供を目指すとしている。
調査期間は2013年4月初旬から12月末日までで、3回に分けて実施される。