パナソニック、白熱電球60W形相当の“光が広がる”LED電球

~ボール電球タイプ、E17口金の明るいタイプも追加

 パナソニックは、白熱電球60W形相当の明るさを備えた、光が広がるLED電球「EVERLEDS(エバーレッズ) LED電球 11.0W <全方向タイプ>」2機種を、9月22日に発売する。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は昼光色タイプ、電球色タイプとも3,980円前後。

EVERLEDS(エバーレッズ) LED電球 11.0W <全方向タイプ> 昼光色タイプ電球色タイプ

 白熱電球のように光が広がるLED電球シリーズ「全方向タイプ」の新製品。今春に発売したモデルでは、全光束が昼光色タイプで485lm、電球色タイプで390lmだったが、今回の新製品では、昼光色タイプが810lm、電球色タイプが640lmと、より明るさが増した点が特徴となる。業界団体「日本電球工業会」の基準では、昼光色タイプが白熱電球60W形相当、電球色タイプが白熱電球50W形相当の明るさとなる。

 本体サイズは60×124mm(直径×高さ)で、重量は125g。口金はE26で、定格消費電力は11W。定格寿命は40,000時間。色温度は昼光色タイプが6,700K、電球色タイプが2,800K。いずれも密閉型器具に対応する。調光機能はない。


ボール電球タイプ、E17口金の明るいタイプも同時発売

 LED電球ではこのほか、ボール電球に交換できる「EVERLEDS LED電球 8.8W<ボール電球タイプ>」と、明るさを強化したE17口金の小型電球タイプ「EVERLEDS LED電球 6.4W」も、同時に発売する。いずれも昼光色と電球色が用意される。店頭予想価格は、ボール電球タイプが4,980円前後、E17口金の小型電球タイプが3,980円前後。

EVERLEDS LED電球 8.8W<ボール電球タイプ> 昼光色タイプ電球色タイプ
EVERLEDS LED電球 6.4W 昼光色タイプ電球色タイプ

 ボール電球タイプは、電球のグローブ部分が大きくて丸い「ボール電球」に置き換えられるLED電球。配光角度は約210度で、ボール電球のように光が広がるという。全光束は、昼光色タイプが735lm、電球色タイプが535lm。

 本体サイズは90×130mm(直径×高さ)で、重量は145g。口金はE26で、定格消費電力は8.8W。定格寿命は40,000時間。色温度は昼光色タイプが6,700K、電球色タイプが2,800K。いずれも密閉型器具に対応するが、調光はできない。

 E17口金の小型電球タイプは、従来モデル「LDA6DE17」「LDA6LE17」よりも明るさが増えた点が特徴。昼光色タイプでは、従来の480lmから600lm、電球色タイプでは従来の390lmから440lmに、それぞれ強化されている。

 本体サイズは40×80mm(直径×高さ)で、重量は45g。口金はE17で、定格消費電力は6.4W。定格寿命は40,000時間。色温度は昼光色タイプが6,700K、電球色タイプが2,800K。いずれも密閉型器具に対応する。調光機能はない。






(正藤 慶一)

2011年8月26日 16:02