三菱電機、“業界最大”庫内容量645Lの冷蔵庫

光ビッグ MR-Z65S

 三菱電機は、“大容量No.1”を謳う庫内容量645Lの大型冷蔵庫「光ビッグ MR-Z65S」を、3月5日に発売する。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は37万円前後。

 421Lの冷蔵室を本体上部に、224Lの冷蔵室を下部に備えた、庫内容量645Lの大型冷蔵庫。三菱電機では、容量について“大容量No.1”を謳っている。

 冷蔵室には、野菜や果物など、ニオイ移りの気になる食品を収納する「マルチフレッシュコーナー」100Lを、正面左側に搭載。棚には汚れが簡単に拭き取れるという「強化ガラスシェルフ」を採用する。

庫内容量は645Lの大容量。冷蔵室は421L、冷凍室は224Lとなる

 冷蔵室には、マイナス7度のソフト冷凍で食品が切り分けやすい「切れちゃう冷凍」、ごはんやカレーなど熱いものも急速に冷凍する「熱いまま冷凍」、食品を芯から凍らせて水分の損失を防ぐ「光パワー瞬冷凍」などの機能を備える。光パワー瞬冷凍は、赤外線センサー「光ムーブアイ」で食品表面の温度を見張るため、霜付きや冷凍焼けなどが防げるという。

 このほか、“光ビッグ”シリーズならではの機能も搭載。冷蔵庫内の細菌やニオイ成分をフィルターで捕え、LEDの光を照射して除去する「光エア除菌・脱臭」、野菜室に光を放って栄養価をアップする「光ビタミンUP野菜室」、水の雑菌やカルキを分解し、キレイな氷を作る「光クリア清水」も用意されている。

 従来モデル「MR-Z65R」からは、チルド室に半解凍やあら熱取り、急速冷凍ができる「快速チルド」機能を追加。本体カラーも変更され、従来はクリスタルブルーとクリスタルホワイトだったが、本製品ではクリスタルオニキスとクリスタルホワイトの2色となる。

 本体サイズは805×728×1,821mm(幅×奥行き×高さ)で、重量は111kg。運転音は約14dB。年間消費電力量は440kWh/年。2006年の省エネ基準達成率は145%。エコポイント制度の対象商品となる。





(正藤 慶一)

2011年3月1日 18:27