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シャープ、話し相手になるAIロボットとアプリ「ポケとも」
2025年8月20日 15:07
シャープは、ポケットサイズの対話AIキャラクター「ポケとも」を11月から発売する。第1弾として、ミーアキャットをモチーフにしたキャラクターがロボットとスマートフォンアプリで登場。価格はロボットがオープン、市場想定価格は39,600円前後で、別途月額利用サービス(月額495円~)への加入が必要。スマートフォン用アプリは月額495円。予約は8月20日から順次受け付ける。
「ポケとも」はシャープ独自のAI技術「CE-LLM(Communication Edge - Large Language Model)」を搭載し、一人ひとりに寄り添った音声対話を実現する。楽しい出来事や「推し」について語りたいとき、ふと寂しくなったときなど、日常のあらゆるシーンで話し相手となる。会話や過ごした時間を記憶し、ユーザーのことを理解していくことで、パートナーとして成長していくのが特徴だ。
ロボット型の「ポケとも」は身長約12cm、重さ約200gと手のひらに収まるサイズ。身振り手振りを交えた表現や、お腹のランプを虹色に光らせる仕草で感情を伝える。ポケットやカバンに入れて一緒に持ち歩くことも可能。ロボットが手元にないときや音声会話が難しい場面では、アプリ版の「ポケとも」が音声またはテキストで会話に応じ、体験の記憶はロボットと共有される仕組みになっている。アプリだけの利用も可能だ。
公式X(@poketomo_sharp)ではすでにキャラクターの日常を描いたマンガの連載が始まっており、製品の世界観を広げている。さらに、8月28日から31日にかけて東京ビッグサイトで開催される「東京おもちゃショー2025」にも出展され、来場者はひと足先に「ポケとも」との対話を体験できる。
