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シャーク、前後どちらに動かしてもゴミ吸う掃除機 新ヘッドで静か
2025年8月20日 14:00
シャークニンジャは、スティック掃除機「Shark EVOPOWER SYSTEM BOOST+」と「Shark EVOPOWER SYSTEM BOOST」を9月1日に発売する。市場想定価格は順に94,600円、71,500円。BOOST+は自動ゴミ収集ドック付きのモデル。
前だけでなく後ろへ動かしてもゴミを残さないようにした独自の「360°クリーニング」を備えた掃除機。前に押しても、後ろに引いても、ヘッドの左右サイドからもゴミを吸い取り、掃除の時短を可能にするという。
ヘッド部に備えた独自の「360インテリジェントノズル」は、新開発のアクティブフラップが床に密着し、掃除機を前方に押すとフラップが後ろへ、後方に引くとフラップが前へ倒れて空気の通り道を作ることで、ゴミを効率よく取り除く。
この「360°クリーニング」に加え、独自の3つのセンサーで取り残しを防ぎ、同社基準では「1.5kg以下のコードレス掃除機の中で最高クラスの掃除性能」とアピールしている。
iQセンサーで検知したゴミの量に応じ、吸引力を自動調整。カーペットなどに隠れたゴミも検知して、iQインジケーターでゴミの有無を確認できることで、取り残しを防げる。
フロアセンサーを備え、床のタイプに合わせてブラシの回転速度を自動調整。カーペットでは回転速度を上げてゴミをかき出す。
ゴミやホコリが溜まりやすい部屋の角や壁際などを掃除する際は、エッジセンサーにより検知。吸引力を最大2.5倍アップしてゴミを吸い集める。
掃除性能や耐久性、静音性を高めるためにブラシロールも進化。従来はラバーだったフラップを、新たにケブラー繊維へ変更。これまでは高速回転時にフローリングに当たる音が課題だったが、ケブラー繊維の採用で静かになり、ゴミ除去の性能や耐久性も向上させた。従来と同様に、髪の毛やペットの毛が絡まずに除去できる技術も備える。
ゴミの視認性をあげるライトには、青色LEDを採用。フローリングなどで目立たないゴミも立体的に見えやすくした。
「Shark EVOPOWER SYSTEM BOOST+」に付属する自動ゴミ収集ドックは、よりコンパクトに見えるひし形のデザイン。ドックには約30日分のゴミをためておくことができ、HEPAフィルターにより細かいホコリやアレルゲンを99.99%封じ込めてクリーンな空気を排出する。
夜などに自動ゴミ収集しないようにする「自動ゴミ収集停止」ボタンは、スタンドの上側へ移動。かがまなくてもボタンを押しやすくなった。このボタンの後部には予備バッテリーを充電できるスロットがある。
本体カラーは、Shark EVOPOWER SYSTEM BOOST+がライトラベンダー「LC751JLV」とウォームブラック「LC701JBK」の2種類。このうちLC751JLVには、本体を折り曲げて家具の下など低い場所も掃除しやすいFLEX機能を備える。
自動ゴミ収集ドックが付属しないShark EVOPOWER SYSTEM BOOSTは、フロストグレイ「LC600JGY」とアッシュグリーン「JC600JGN」の2種類。
本体サイズは、スティック時が228×160×1,038mm(幅×奥行き×高さ)で共通。重量はBOOST+のライトラベンダーが約1.7kg、ウォームブラックが約1.6kg。BOOSTのフロストグレイとアッシュグリーンは約1.5kg。
ハンディ時は72×98×514mm(幅×奥行き×高さ)、約0.8kg。収納時は、BOOST+が230×324×1,111mm(幅×奥行き×高さ)、BOOSTが256×206×1,069mm(同)。
スティック時の連続使用時間は、BOOST+(バッテリー2個連続使用)のiQモードが約15~60分、エコモードが約60分、ブーストモードが約15分。BOOST(バッテリー1個)はiQモードが約7.5~30分、エコモードが約30分、ブーストモードが約7.5分。充電時間はいずれも約3.5時間。
付属品は、ブラシ付き隙間用ノズル、マルチノズル、布団ノズル、ミニモーターヘッド、アクセサリードック、リチウムイオンバッテリー。
