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ミーレ掃除機のパワフルな吸引力を体感! フローリングの隙間もキレイに
2025年9月4日 15:05
ミーレ・ジャパンが9月4日から順次発売するコードレススティック掃除機は、パワフルな吸引力が特徴。今回、「Triflex(トライフレックス) HX2」シリーズと「Duoflex(デュオフレックス) HX1」シリーズの2種類を試してきたので、紹介したい。
パワフル吸引の「Triflex HX2」シリーズ
「Triflex(トライフレックス) HX2」シリーズは、「Digital Efficiencyモーター」とモノサイクロンの「Vortexテクノロジー」を搭載したモデル。パワフルな吸引力で、ゴミやホコリを一気に処理できる点が魅力だ。
同シリーズは、付属品の異なる3機種をラインナップする。価格は「Triflex HX2」が93,500円、「Triflex HX2 Cat & Dog」が102,300円、「Triflex HX2 Pro」が119,900円。
同機の大きな魅力である吸引力をチェックしてみた。まずはカーペットの上に細かい粉を撒いて掃除していく。電源を入れると、床の状況を検知して、モーターの回転数を調整する。カーペットの場合はおそらく最大まで回転数が上がる。そのまま押し出すように前にゆっくりと進めると、細かい粉が気持ちいいくらいに吸い取られていった。そのままキレイなフローリングに進ませると、モーターの回転数が下がることが分かる。掃除機をかけた後のカーペットを見ると、先ほどまであった細かい粉は、表面はもちろん生地の奥にも残っていない。
次はフローリングの壁際に茶色い粉を撒いて、その上を掃除してみる。床用ブラシの中心部はもちろんだが、壁の際にあった粉もキレイに吸い取られていく。
製品を持って掃除してみると、その吸引力の強さを肌で感じる。一般的な掃除機と同じように、じっくりと動かせば、往復させることなく細かいゴミまで一気に吸い取ってくれる。特にフローリングの板と板の間にできる隙間の中まで、ゴミを残さずに吸い上げている点に驚いた。一方で、本体は重厚感を感じさせる作りのため、約3.6kgという本体の重さが気になる人もいそうだ。
その本体のダストコンテナ(ダストボックス)を含むモーター部は、上下に移動させられる。移動といっても、例えば掃除しながらサクッとモーター部をスライドさせられるわけではなく、一度掃除を中断してモーター部とパイプとクリーナーヘッドの位置を組み替えていくイメージだ。
モーター部を本体下部に配置すると、本体から手を離しても自立してくれる。掃除をしていて邪魔な障害物などがあれば、本体を自立させて、そうした障害物をどかしてから改めて掃除する……といったことが簡単だ。一方で、モーター部を上部に配置すると、水平に近い位置まで掃除機の角度を下げられるため、ベッドやタンスの下の隙間を掃除しやすい。少し触った感じだと、モーター部を下部に設定した方が、本体の重さを感じにくい。
スマートな見た目の「Duoflex HX1」シリーズ
「Duoflex(デュオフレックス) HX1」は、Triflex HX2シリーズと同じく、強力な「Digital Efficiencyモーター」と、モノサイクロンの「Vortexテクノロジー」を採用し、パワフルな吸引を実現している。
ただし、3段階のフィルターシステムを採用したTriflex HX2シリーズに対して2段階であったり、排出フィルターを非搭載だったり、ダストコンテナが若干小さいなど、よりミニマムな設計。その分、本体重量が3.1kgと、3.6kgのTriflex HX2シリーズよりも軽量で、見た目もスマートな印象だ。
同機も付属品やカラーリングが異なる3機種を用意。「Duoflex HX1」と直販限定モデルの「Duoflex HX1 サンセットイエロー」が73,700円。「Duoflex HX1 Total Care」が92,400円。
こちらも掃除機がけを試してみた。使ってみた印象としては、パワフルな吸引力は変わらない。細かい隙間のあるフローリングに撒いた細かい粉も、しっかりと吸い取ってくれるため「ここのゴミが吸い取れない!」といったストレスは皆無だ。本体も、前述したTriflex HX2シリーズよりもやや軽く、より扱いやすい。
以上、ミーレの「Triflex HX2」と「Duoflex HX1」の2シリーズを、主に吸引力について確認してきた。どちらもフローリングでもカーペットでも、その吸引力のパワフルさを実感できるものだった。もし店頭で見かけたら、実際に手にとって、その実力を実感してほしい。










