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三菱重工、ビーバーエアコンの新モデル全機種に環境負荷の低い「新冷媒R32」を採用

ビーバーエアコン STシリーズ

 三菱重工は、省エネ性に優れたルームエアコン「ビーバーエアコン STシリーズ」を、3月上旬から順次販売する。容量2.2kW~5.6kWの6機種で、価格はオープンプライス。店頭予想価格は17万円~24万円前後(税込)。

 環境に配慮した設計のルームエアコン。温度をコントロールするガスに、環境負荷の低い新冷媒R32を採用し、高APF(通年エネルギー消費効率)を達成している。人感センサーも搭載しており、人の不在を検知して自動で電源のON/OFFを切り替え、省エネ運転をアシストする。

 機能面では、大風量でパワフルな「JET気流運転」、急速な冷暖房を可能にする「ワープ運転」、風量と風向を自動制御し部屋を効率よく均一に空調する「おまかせ気流運転」、左右独立のフラップとルーバーの向きを細かく設定して好みのエリアに送風できる「エリア空調」などを従来機種より継承。快適な生活空間を提供するという。

スピーディーな冷暖房を可能にする「ワープ運転」

 清潔性にも配慮し、室内機の内部をクリーンに保つ「フィルター自動清掃」機能を搭載。抗菌仕様のダストボックスとブラシは取り外して水洗いできる。ダストボックスの手入れの目安は1年に1回で、手入れが必要になると本体のフィルター清掃ランプが知らせてくれる。

ダストボックスは簡単に取り外せ、水洗い可能

 下位機種として、エリア空調を省略した「RTシリーズ」、エリア空調とフィルター自動清掃を省略した「TTシリーズ」を、3月上旬より順次販売する。いずれも、環境負荷の低い新冷媒R32を採用している。

 「RTシリーズ」は、容量2.2kW~4.0kWの5機種で、価格はオープンプライス。店頭予想価格は11万円~17万円前後。「TTシリーズ」は、容量2.2kW~5.6kWの6機種で、価格はオープンプライス。店頭予想価格は8万円~17万円前後。いずれも税込。

西村 夢音