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扇風機の経年劣化やコードの扱いなどによる火災に注意~NITEが注意喚起
(2015/7/14 17:56)
独立行政法人 NITE・製品安全センターは、扇風機による事故事例を発表した。主な事例は下記の3つ。
・扇風機の長期使用(約29年)によるコンデンサーの経年劣化により、異常発熱して発火し、扇風機とその周辺を焼損する火災が発生して1人がやけどを負った。
・扇風機を使用中にその場を離れて戻ったところ、扇風機が燃えており、扇風機とその周辺を焼損する火災が発生して1人がやけどを負った。電源コードが途中で断線しており、先端が溶融していた。
・稼働中の扇風機の首振り部分に、幼児が誤って指を差し込んだために挟まれ、骨折した。
NITEは、こうした事故を防ぐために、製造から長期間した扇風機は就寝時や人がいない場所では使用しない、電源コードへ過度のストレスを与えない、子どもの手の届くところで扇風機を使う場合はガードに保護カバーを付けるよう呼びかけている。