パナソニック、より明るくなった“斜め口金”用のLED電球

~断熱材施工器具用にも対応

 パナソニックは、従来モデルより明るさがアップした、斜め取り付け用のLED電球2機種を2月10日に発売する。昼光色相当の「LDA6DHE17BHS」と、電球色相当の「LDA6LHE17BHS」が用意され、価格はいずれもオープンプライス。店頭予想価格は4,500円前後。

昼光色相当の「LDA6DHE17BHS」電球色相当の「LDA6LHE17BHS」

 ダウンライトなど、電球の口金が斜めに配置されたE17口金の照明器具に使用するLED電球。口金に取り付けた後、LED部分を回転することで、器具の直下方向に照射できる。また断熱材によって熱を持ちやすい照明器具「断熱材施工器具」にも、独自の温度設計を採用することで、取り付けが可能となっている。

 新製品では、従来モデルよりも明るさがアップした点が特徴。昼光色タイプの全光束は、従来の斜め口金・断熱材施工器具対応モデルだった「LDA4DHE17BHS」と比べて230lm高い、530lmとなった。また電球色タイプでも、従来モデル「LDA4LHE17BHS」より190lm高い、440lmとなっている。白熱電球と比較した明るさは、昼光色・電球色タイプいずれも40W相当。

 本体サイズは41×79mm(直径×高さ)で、重量は56g。消費電力は6.4W。定格消費寿命は40,000時間。色温度は昼光色タイプが6,700K、電球色タイプが2,800K。消費電力1W当たりの発光効率は、昼光色タイプが82.8lm/W、電球色タイプが68.7lm/W。密閉型器具にも使用できる。調光器には対応しない。






(正藤 慶一)

2012年1月11日 13:07