東芝、庫内のレイアウトを変えて収納できる食器洗い乾燥機

~運転音は“業界No.1”の静音

 東芝ホームアプライアンスは、庫内のレイアウトを変えてさまざまな食器に対応する食器洗い乾燥機「DWS-600D」を、11月16日に発売する。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は85,000円。

 6人分、52点の食器に対応する食器洗い乾燥機。従来モデルDWS-600Cとの違いはカラーのみで、機能面での変更はない。

DWS-600D パールピンクDWS-600D プラチナベージュ


 DWS-600Dは、庫内の3つのカゴ「大ラク棚」「中ラク棚」「小ラク棚」のレイアウトを変更し、さまざまな食器に合わせた収納スペースが作れる点が特徴。大きな皿やどんぶり、まな板や鍋も洗えるという。

 また、本体内には吸音材を採用し、さらにインバータによりポンプの回転数をコントロールすることで、運転音も抑制。運転音は36dB(※)で、同社では“業界No.1”の低騒音としている。また、より低騒音で運転する「おやすみモード」も備えている。

 このほか、スチームの力でパワフルかつ清潔に洗う「除菌スチーム洗浄」も採用。食器にこびりついた乾いた汚れに深く浸透し、汚れや菌を浮かすという。また、約80℃の高温で洗浄することで、まな板や包丁などを除菌する「高温除菌洗浄」機能も備えている。

 同社では本製品を使うことで、手洗い時よりも水量を約1/9抑えられるとしており、年間で27,000円の節約になるとしている。

 本体サイズは550×344×550mm(幅×奥行き×高さ)で、重量は約19kg。ドア開放時の高さは597mm。庫内容量は約48Lで、標準使用水量は約11L。乾燥時間は15/30/60分で、乾燥なしも利用可能。脚ゴムを付け替えることで、シンクや流し台からはみ出ても設置可能だという。

※JIS C 9108に基づく新基準での運転音



(正藤 慶一)

2009年11月4日 19:33