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NP-BM1
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食器洗い乾燥機(以下、食洗機)を使ってみた。
以前に使ったこともなかったし、使っている人の話をじかに聞いたこともない。
ゼロからのスタートだ。
初めて買って使ってみて気づいたこと、意外だったことなど、この数カ月の経験をレポートする。
● 洗濯は機械化されている。皿洗いはどうですか
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食洗機導入前の我が家
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そもそもは、夫の発案だった。
彼は普通に家事能力がある人間で、妻が留守をすると、ちゃんと洗濯して、料理して、皿を洗って暮らすことができる人だ。
その夫が、ある日言い出した。
「洗濯には洗濯機があるのに、皿洗いが同様に機械化されないのは不都合だよ。買おうよ」。
実は今までにも、何度か食洗機導入のチャンスと言うか、きっかけはあった。
それは、2人でマンション探しをしていたころ始まった。
物件に据え付け、あるいはオプションとしてついてくるのである。それをマンションの営業の人は、しばしば大プッシュするのだった。新築物件には必ずと言っていいほどついていたと思う。
しかし、そのたびに私は「食洗機? いらないわよ」と言っていた。「皿なんて手でパッパッと洗える。わざわざ高い機械を買うのはもったいない」。
で、結果的に、今住んでいるマンションのオプションプランにもつけなかったのだ。
しかし今回、たまさかにでも皿洗いの実務に参画している人が、まっこうから具申してきた案件である。それに対し一方的に「自分は手で皿を洗いたい、だからあなたもそのように考え、行ないなさい」と血も涙もないことが言えるであろうか。いや、言えはしない。
こうして、食洗機の導入が決定した。
● 便利なだけじゃダメかしら
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食洗機導入に向け、スペースを空けた
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まず、量販店で食洗機のカタログを集めてきた。
ざっとカタログを見てみる。
それらのコマーシャルメッセージには、もちろん機能、能力を正攻法で訴えるものも多い。「キレイに洗う。キレイが続く」、「業界初、漂白コース!」といったものが代表的だ。
その反面、「我が家に、エコな暮らしがやってきた」、「水を節約できるから、地球にもいいんでしょ」のような、エコロジーを前面に出したものも多く目についた。
手洗いに比べて水をセーブできる食洗機で、地球にやさしくしましょう、自然のことを考えましょうという、いわばこちらの環境に対する考え方や生活そのものを問うようなアプローチだ。
単に「この機械、よく働いて便利ですよ」というのではダメなのかな。
確かに、いま時代の流れとして、家電全般がエコロジーを考えるようになっているのは間違いない。しかし食洗機に関しては、また別の理由があると思う。
食洗機というものが「ぜいたく品」、「使う人を怠けさせる製品」と思われがちな商品だからだ。導入するにあたって気が引け、一種の罪悪感をのりこえなければいけないらしいのだ。
気がつけば自分自身「私は食洗機は欲しくなかったんだけど、夫が」などとアリバイ的なことを言ってしまっているではないか。
以前、洗わないで炊ける「無洗米」が出てきた時のことが思い出される。これもまた単に「洗わないでいいし、おいしいですよ」という売り方ではなかった。
「無洗米は、とぎ水をセーブし、流し水を汚しません」とエコなアピールがされていたのだ。やはり、楽することに何らかの罪悪視があったのだと思われる。
こういうことは今に始まったことではない。
お米つながりだと、電気炊飯器が開発されたとき「お前は、自分のカカアが機械で飯を炊いて楽するのが平気なのか」という批判が出たという。有名な話だ。
世の中には、「家庭の仕事が楽になる」ことに意味もなく嫌悪を抱く人というのが、いつでも一定の数だけいるようなのだ。
● とにかく最新機種を購入
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水栓の型番をチェック
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まあ、うちでは今回、そういうことは考えなくていいのである。
品選びの条件としては、
なるべく場所をとらず、
デザインがシンプルで、そして
「どうせなら今の時点でいちばん新しいやつ!」(夫)
ということで、ナショナルの「NP-BM1」を購入した。「除菌ミスト」という、洗浄前に、洗剤を霧状にして汚れを浮かせる機能がついている。ヨドバシカメラの通販で購入。購入した6月初旬の時点で、価格は79,800円、設置工事費が100円だった。
本体とは別に、台所の蛇口に合う分岐水栓を選定、発注する必要がある。これは、うちの場合夫がさっさとやってくれたが、こういうことが苦手な人は、蛇口に記入してある会社名や製品番号をメモしておき、販売店で相談に乗ってもらう方がいいと思う。
分岐水栓の代金は、本体とは別に工事の際に支払うことになっている。ウチの場合11,760円かかるそうだ。
それで思い出したのが、三菱の「分岐水栓工事なしで、すぐ使える」タイプの製品「EW-DE1」である。
食洗機本体からじょうろ状の「給水アタッチメント」が飛び出していて、そこに水道の蛇口を当て直接水を入れるようになっている。洗う前に蛇口をひねって水をタンクに入れてやり、満水ランプがついたのを見て水を止めてあげるのだ。
「そんな手間がかかったら、自動食洗機じゃないじゃん」と夫には不評だったが、私にはこの製品のココロがわかる。
「楽する機械」を新しく導入するだけでも気が引けるのに、さらに分岐水栓探し、工事と、結構な「大ごと」感がある。そうしたものに対する気持ちの負担を考えてくれている商品なのだ。
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事前に入るスペースを確認
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● 食洗機が大箱でやってきた
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我が家にやってきた食洗機
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そして、食洗機がやってきた。私の背の高さほどの(と、到着時点では感じた)箱が2人がかりで搬入されたときは、どんな大工事になるかと思って少しびびった。しかし箱の大部分は緩衝材であり、取り付けと水栓工事を行うのは主に2人のうち1人だけ。30分弱で完了することになる。
食洗機は、水栓から取った水かお湯を機内に貯め、一定の温度まで熱くする。それを洗いとすすぎの2回だけとりかえて使っていく仕掛けだ。
当時は真夏であり、水温の高い季節だ。「だから今の季節だけでも、お湯で洗わないで水で洗えないの? 水に切り替えられないのかな?」と私は考えたわけだが、それはありえないらしい。
手では洗えないほどの高温のお湯で洗う。これが食洗機というものの基本理念。そこには「機械にお湯を入れて、さらに熱くして洗う」と「機械が水からお湯を沸かして洗う」の2つの選択肢があるのみなのだ。
水の出し入れは、工事さえ終わってしまえば機械の方で勝手にやってくれる。全自動洗濯機と同じだ。さきほど触れた、人間が蛇口をひねって給水する方式は、2槽式洗濯機に似ているといえるだろう。
分岐水栓のお湯の口と水の口、どちらかを食洗機につなぐことになる、「どちらにしてもいいのだが、お湯からが一般的」との説明を受け、お湯の口からつないでもらった。
水の口からでも問題はないが、運転時間が多少長くなるという。
「ここ数年、食洗機の取り付けに伺うこと増えてます。売れてるんでしょうね」と工事の人。
ちなみに、寒くなって水が冷たくなると、さらにぐっと件数が多くなるそうだ。
● 実際に洗ってみた
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設置完了! いよいよ実際に動かします
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フタを開けた。本体の上と棚の間のスペースがあまりないが、ドアが跳ね上がらずにドーム上に格納されるので、干渉しない
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さて、始動である。
電源スイッチを入れて、スタートボタンを押すと、まず、機内にお湯を取り込む流水音が10秒ほど、続いて静かになる。まず高温のお湯をこしらえている段階だそうだ。続いて「除菌ミスト」のランプがつき、細かな霧がもわもわと内部に立ちこめはじめた。洗剤成分を含んだ霧で汚れを浮かせるという行程だ。この段階ではまだ静か。
次いで「洗い」ランプ点灯。勢いよく水流が開始する。
音の大きさは意外なほどだ。販売店でモデル運転をやっているのを見た人はおわかりになると思うが、「誰かがそこでシャワーを浴びている」くらいの音。
うるさいというほどではないが、リビングのどこにいても、テレビの音がしている中でも、水の音がはっきり聞こえる
水流の方向を何度も変えては、お湯を吹きつけているのが見える。
標準コースだと、洗って乾燥を終えるまで約1時間かかるらしい。
そばに座って様子をうかがって(最初はどうしてもそういう感じになる)いると、マシンが延々と動いているのが、やはり気になる。
「手で洗っていたらとっくに終わってるのに」と思ってしまうのだ、つい。
また、絶えず水音がしているために、ずっと水が出しっぱなしになっているような錯覚を起こし、気になる。
手洗いだと、通常水を出しっぱなしで作業するため、機械も当然そうしているような気がしてしまうのだ。
もちろん実際には、洗濯機のため洗い、ためすすぎと同様、溜めて置いた水を効率的に使っているのだが。
洗いと乾燥の完了を知らせるチャイムが鳴った。
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向かって左下が茶碗やどんぶり、右下が皿、左上が小物、右上がコップを置くための棚になっている
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さっそくフタを開けて中を見てみた。中は熱いので湯気がすごい。冬場なら、目の前が真っ白になるだろう。
すぐにフタを開けるのは、本当はおすすめではないらしい。「食器の取出しは運転終了後30分以上経過してから」と取説にある。スプーンなどの金属類はけっこう熱くなっているから、さわると火傷の危険がある、ということのようだ。
お好みで、洗いと乾燥の終了後に「ドライキープ」という行程も使用できる。
「運転終了後、食器や庫内の露つき防止や匂いのこもりを緩和するため自動的に送風と停止を約2時間繰り返します。経費約0.1円」とある。出がけに食洗機をセットして長時間外出してしまう場合などに、安心だろう。
さて、仕上がりはどうか。
いいですよ。油っぽい料理だったのだが、グラスの飲み口なども含め、とてもきれいになっている。お椀もお皿も問題ない。カップの薄い茶渋も消えた。
うつぶせに置いた汁椀はちょっと失敗。乾燥を経ても、糸底にいっぱいお湯がたまっている。これはラックにそって斜めに置くのが正しいようだ。
1日目の感想は、「いろいろ気になって、ずっと観察してしまう」、「洗いあがりは上々」というものだった。
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ご飯粒や野菜のかけらはこの網でキャッチする
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我が家のキッチンには食洗機用と思われるコンセントが用意されていた
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● レモンしぼりもピカピカ。茶渋に隠れていた刻印も現れる
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比較的大きい食器も、左上の棚に収納できる
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翌日からもいろんなものを洗ってみた。たしかにきれいになり、面白い。
たとえばグラス。
手で毎日洗っていても、微妙なくもりや濁りが表面についてくるものだ。
だから、たまにはクレンザーや磨き布を使っていた。しかし食洗機が来てから、それらは使う必要がなくなっている。
プラスチックのタッパー。
匂いの強いものや油ものを入れていた場合、洗っても微妙にさっぱりしなかったり、匂いが残ることがある。これも食洗機で洗うと、ほとんど気にならなくなる。
さらに、レモンしぼり、お茶の急須、ザル、おろし器。
さっと水で流せば洗えたことになるので、今まで、あまり洗剤をブクブクさせて洗ったりしなかったものだ。これも「どうせ食洗機を動かすのなら」ということで、庫内に余裕があるときはすかさずやってもらうことにした。
レモンしぼりもギザギザの奥までピカピカになったし、急須の中の茶漉しも、茶渋に埋もれて見えなくなっていた刻印が見えてきた。本当にさっぱりする。
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鍋もまるごと入る
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鍋やフライパン。
「食洗機」→「皿洗い機」というアタマがあったのか、最初の数週間は皿や茶碗だけを機械に任せて、鍋は手で洗っていた。実際、鍋類はかさばるので、食器と同時に1回では洗えないことが多いのである。
一度で洗えないのなら2度に分けて、鍋は鍋だけ洗えばいいのだが、最初はなかなかそうしなかった。もったいないと感じていたのかも知れない。
「鍋類はかさばる」問題の解決のためには、取っ手が取れるティファールの鍋など便利だろう。うちではとりあえず、庫内に収まる小さめのフライパンを1つ買い足した。
これから食洗機を買われる人は、「とりあえず小さいのを」などと考えず、容量の大きいものを選ばれた方がいいと思う。実際に使っていると、だんだん大物を洗いたくなるから。
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食洗機専用の洗剤「ハイウォッシュジョイ」
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鍋に関しては、一度、冒険をしてみた。
いつも、軽く流しすすぎをしてから庫内にセットしていたのだが、ある寝坊した朝、「一晩たったカレーの鍋」(洗剤のコマーシャルでよく、ひどい汚れの見本として出てくるやつだ)ができていたので、これをセットし、標準運転してみたのである。
結果は、あまりよろしくなかった。
見た目はそうでもないのだが、触ってみると全体的にぺたぺたしていて、もう一度洗わなければならなかった。やっぱりこの手のものは先に軽く流しておくのがいいようだ。
洗剤だが、必ず食洗機専用の洗剤を使わなければならない。手洗い用のものを流用すると、庫内が泡だらけになって収拾がつかなくなるのみならず、水漏れや故障の原因になるという。
うちでは粉タイプの専用洗剤を買ってみた。洗濯用箱入り洗剤のコンパクトタイプとほぼ同じ大きさで800円程度。そのときは高いように感じたが、毎日2回から3回使用して3カ月、まだ使い切っていないことを考えると、高くはないと言える。
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操作パネル。電源を入れ、しばらくたつと「除菌ミスト」ランプが点灯し、庫内にミストが充満する
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ミストが徐々に庫内に広がる
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洗い上がり。これだけの食器や鍋類をいっぺんに洗えるのは便利
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● 使い勝手は、使う人の数だけある
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洗った後は、残菜フィルターに残ったゴミを捨てる。手前にあるので捨てやすいのが良い
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乾燥に関しては、ある本で「洗浄が終わったら、フタをあけて自然乾燥がいい。電気代の節約になります」と書かれているのを読んでから、そうすることにした。
庫内も皿も熱いので、ほっておけば乾くのである。
フタをあけたとき、茶碗、お皿の糸底やグラスのお尻(案外へこんでいる)にたまった水を見つけて、ちょいちょいと捨てておくのがコツ。手の皮が薄い人にはおすすめできないが。
この、糸底に水が残ることは、どうも避けられないようだ。
時間を最大の60分にして乾燥を行っても、やはり残る。
また、これは極端な場合だが、タッパーや計量カップなど軽いものの場合、うつぶせにセットしたものが水流にはねあげられてひっくり返り、フタを開けてみるとお湯が満杯、ということもあった。
標準運転のほかに、「あらかじめ水洗いした時」用のスピーディー運転、「食器点数24点以下のときの」少量運転というコースもある。これを、時によって使い分けている。
夫は、「洗濯機を使うときにいちいち洗い方を選んでる? 選んでないでしょう? 食洗機も毎回『標準』でいいじゃん」と言う。
だって「チャーハンと麦茶とトマトで2人前」、なんて献立で「標準」を使うのはもったいなくないですか?
毎日使っていると、色々な形で「もったいない精神」の発露があるわけで、3カ月たった今でも、たとえばお皿1枚、フォーク1本くらいの時には、手で洗って食洗機に立てかけたりしている。ウン万円もする食洗機を、単なる洗いカゴがわりにしてしまっているわけだ。
まるで、「洗濯機? あれはあれでよござんすよ。でも手拭くらい手で洗うんですよ」と洗濯板を離さないばあちゃんのようである。
でも、これでいいのだ。使う人の数だけ、その人なりの使い勝手というものがあると思うのである。
● 洗う人が楽になるだけではない
総合的には、今回の食洗機には満足している。
夫も楽しんで使っているようだ。
夫婦の生活時間が少しずれているので、夕食が一緒ということはあまりなく、夫には夜食兼おつまみを作っておくことになっている。
その際に出るグラスやお皿など、以前は私が翌朝洗っていたと思うのだが、それが今は、朝起きていくと食洗機に洗い上がっていることが多い。
深夜、いかに効率的に洗えるか思案しつつ食器をラックに並べ、スイッチを入れるのは、なかなか楽しいそうである。
もうひとつ夫が言っていたのは「取り皿、小皿をいっぱい使うのが気にならなくなった」ということ。
「以前は、何枚も使うのは申しわけなく感じてたんだよ。使ってたけど」。
もちろん私は「洗うのが面倒だからたくさん使わないで」なんて言ったことはない。
夫は、自分も洗いものをする人なので、皿を洗う人の手間を考えて、気にしていたのだろう。
そこらへんのことが気楽になるのは、とてもいいことだ。
食洗機は、洗う人が楽になるだけでなく、他の人の気持ちまで楽にしてくれる商品であった。
導入を考え、迷っている人には、ぜひおすすめしたい。
「この機械、よく働いて便利ですよ」と。
■URL
ナショナル(松下電器産業株式会社)
http://national.jp/
NP-BM1 製品情報
http://ctlg.national.jp/product/info.do?pg=04&hb=NP-BM1
2006/10/02 00:03
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