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富士通ゼネラル、送風路外して洗える清潔エアコン「ノクリア」

エアコン「ノクリア」のミドルクラス「Wシリーズ」、新ラインナップの「Lシリーズ」

富士通ゼネラルは、エアコン「ノクリア」のミドルクラス「Wシリーズ」を3月31日、新ラインナップの「Lシリーズ」を4月30日に発売する。価格はオープンで、市場想定価格はWシリーズが6畳用~23畳用で16万円~27万円、Lシリーズが同13万円~24万円(いずれも税別)。

いずれも清潔機能を強化したエアコン。ホコリや汚れが溜まりやすい吹出口の上下風向板、左右風向板に加え、業界で初めて送風路パネルまで取り外して水洗いが可能に。これまで室内機は外観部の拭き取り掃除しかできなかったが、風の通り道となる吹出口を水洗いできるようにすることで、空気質の向上に貢献するという。

送風路パネルが取り外し可能に
吹出口の上下風向板、左右風向板も外して洗える
風の通り道を手入れして清潔に使える

さらに、熱交換器加熱除菌、カビ抑制タイマー、フィルター自動おそうじの3機能を自動で実施する「まるごとクリーンタイマー」も新搭載。ハイグレードクラスの「ノクリア X/Zシリーズ」搭載の機能をミドルクラスにも展開することで、より多くの人が手間なく清潔さを維持できるようにする。

Wシリーズ、Lシリーズともに、全機種で2027年度省エネ基準を100%達成。人の動きを検知するセンサーを用いた自動ECO機能とあわせて、省エネ運転を実現する。

このほか、室内機と室外機を繋ぐ連絡配線を短縮化。これにより、隠ぺい配管された場合の買い替え時に起こり得る「配線の長さ不足」問題を解消し、多くの設置環境に対応できるようになった。

室内機と室外機を繋ぐ連絡配線を短縮化
買い替え時に起こり得る「配線の長さ不足」問題を解消

Wシリーズは従来モデルからデザインを一新。室内機の奥行きを従来機より37mm縮小してスマートにしたほか、日本のインテリアに調和するよう、織物の端正な美しさを表現した表面加工に加え、汚れが落ちやすい工夫がされている。

室内機の本体サイズは799×348×298mm(幅×奥行き×高さ)。6畳用「AS-W225S」~23畳用「AS-W715S2」の8機種をラインナップ。

Lシリーズは、さまざまなインテリアに馴染むスリムでコンパクトなデザイン。従来のエアコンのような硬く無機質なデザインではなく、しっとりとした質感と丸みを帯びたフォルムに仕上げることで設置時の違和感や圧迫感を軽減している。

室内機の本体サイズは799×305×298mm(幅×奥行き×高さ)。6畳用「AS-L225S」~23畳用「AS-L715S2」の8機種をラインナップ。

インテリアに馴染み、圧迫感の少ないデザイン