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パナソニックのオーダーバイクにチタンフレーム 6年ぶり登場
2025年2月18日 11:00
パナソニック サイクルテックは、自社工房内で1台1台丁寧に職人が作り上げるオーダーバイク「POS(パナソニック オーダー システム)」より、6年ぶりとなるチタンフレームセットのラインナップ「FRTD05」「FRTD11」2モデルの新製品を3月10日から発売する。
体型や好みに合わせて自転車をカスタマイズし注文できる「POS」を1987年に確立。大阪・柏原市にある自社工房で、職人がハンドメイドでクロモリ(クロムモリブデン鋼)から始め、その後、チタン(チタニウム合金)を追加し、2種類の素材を使ったロードバイク・フレームを受注生産で作り続けてきた。現在も電動アシスト自転車やe-bikeとは別の専用工房で製作される。
なお、新製品はペダルバイクだが、e-bikeでもXEALT(ゼオルト)シリーズのe-MTB「XEALT M5」、クロスバイク「XEALT S5」でも920通りの組み合わせから自分好みのカラーリングを選べる「ゼオルト・カラーオーダー」を展開している。
チタン素材ロードバイク「FRTD05」「FRTD11」
「FRTD05」は、上位モデルとして性能を突き詰めるため、独自に開発した技術で作り上げる3段階に厚みの異なる「3Dオプティマム・Xバテッド」加工を施したパイプでフレームを軽量化したとする。また、ライダーの体格や脚力に合わせた選択肢を提供するため、剛性の異なる2タイプ(Version L/Version H)が用意される。
フレーム単体の重量(550mmサイズ)はVersion Lが1,380g(フロントフォーク365g)、Version Hが1,390g(フロントフォーク365g)。価格は624,000円~。
「FRTD11」は、スタンダードモデルとして、ストレートパイプ(均一な厚さのパイプ)を採用。ともにチタン素材ロードバイクの特性とされる、しなやかで軽快な乗り味が特徴だとする。
フレーム単体の重量(550mmサイズ)は1,590g(フロントフォーク365g)。価格は550,000円~。
また、両モデルともディスクブレーキを採用したロードバイクで、主流となっているフラットマウントタイプのディスクブレーキに対応。ワンポイントファイブヘッド、スルーアクスルを採用することで剛性が向上。前モデルからアップグレードし、フルカーボンのフロントフォークを採用し軽量化したという。