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シャープ、過熱水蒸気でおいしく焼き上げる「ヘルシオ」トースター

ウォーターオーブントースター「ヘルシオ トースター AX-WT1」

シャープは、ヘルシオシリーズから、ウォーターオーブントースター「ヘルシオ トースター AX-WT1」を12月5日に発売する。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は33,000円。

過熱水蒸気により、パンの内部までしっかりと水分を与えながら美味しく焼き上げるオーブントースター。ウォーターオーブン「ヘルシオ」と同様の「ヘルシオエンジン」を搭載し、庫内にたっぷりの過熱水蒸気を発生させて調理する。

シャープはこれまでトースターとしてウォーターオーブン「ヘルシオ グリエ」を展開してきたが、新モデルの名称は、よりおいしくパンが焼けることをわかりやすく示す「トースター」とした。従来のヘルシオ グリエの特徴も継承しながら、過熱水蒸気量のアップなど機能を強化。今後のブランドは「ヘルシオ トースター」のみに集約して展開する。

トーストを焼いている様子。庫内が水蒸気で満たされている
調理中は蒸気口から水蒸気が出ている
庫内にたっぷりの過熱水蒸気を発生させ、水を内部に与えながらパンを焼く
ウォーターオーブン「ヘルシオ」と同様の「ヘルシオエンジン」を搭載

水タンクは約50mlと大容量。庫内は一度にトーストを2枚焼くことができる大きさで、1回あたり約25mlを使用するため、水を足さずに2枚を2回連続で焼くことができる。

またトーストやフランスパン、ロールパン、クロワッサンなど、様々な種類のパンを好みの食感に焼き上げる「おいしさ食感マイスター」を搭載。過熱水蒸気の量を調整し、仕上がりの“ふわふわ度”を3段階で設定できる。さらに焼き加減も5段階に設定可能。

「おいしさ食感マイスター」で好みの焼き加減&食感でパンが焼ける

ファミリー世帯を主なターゲットとし、「カリっと音が鳴るトーストが好き」「だけど家族は柔らかい方が好き」といった家族の好みに応じて焼き方を変えられる点をメリットとしている。

焼きたてのトースト
裏面にもしっかり焼き目が付いている
一般的なトースターで焼いたトースト(左)と、「ヘルシオ トースター AX-WT1」で焼いたトースト(真ん中と右)を食べ比べ。一般的なトースターはカリっと感が強め、ヘルシオ トースターはカリっと感もありつつ、ふんわり柔らかい食感が楽しめた
冷凍から焼き上げたフランスパンを実食。一般的なトースター(左)と、「ヘルシオ トースター AX-WT1」(右)
一般的なトースターで焼いたフランスパンに比べ、「ヘルシオ トースター AX-WT1」で焼いたフランスパンのほうが中身が柔らかく、手で押したときに潰れるほどふわふわになっていたのが衝撃だった

また市販の揚げ物や焼き物などのお惣菜、冷凍食品をできたてのような美味しさに自動でリベイクすることも可能。過熱水蒸気により食材の内部までしっかりと熱を伝え、余分な油を落としながらヘルシーに温めることができる。

一般的なトースターと、「ヘルシオ トースター AX-WT1」で温め直した唐揚げ。ヘルシオ トースターの方が温度が高くなっている。これは過熱水蒸気で中までしっかりと火が通っているためという
様々なパンに対応
多彩な調理ができる
もちと焼きいもは2通りの焼き方が選べる
本体天面に自動調理メニューを記載

本体サイズは340×363×270mm(幅×奥行き×高さ)、重量は約5kg。庫内サイズは262×239×108mm(同)。定格消費電力は1,410W。電源コード長は約1.4m。手動温度調節範囲は120~260℃(20℃単位)。タイマー調節は10秒~30分。コーティングトレーが付属する。本体カラーはブラックのみ。

大きくて回しやすいダイヤルと見やすい液晶を備えた操作部
本体底がフラットになり、掃除がしやすくなった
網の着脱も容易に
付属のコーティングトレー(右)。従来品の付属トレイより約1.4倍大きくなった