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アクア、超音波洗浄機つきのタテ型洗濯機 洗剤自動投入
2024年5月31日 10:05
アクアは、超音波部分汚れ洗浄機能を内蔵した全自動洗濯機「Prette plus(プレッテ プラス)」の「VXシリーズ」を、6月5日に発売する。ラインナップは単身者からファミリー層に向けた、洗濯容量8、9、10、12、14kgの5モデルをラインナップ。いずれも価格はオープンプライス。店頭予想価格は、154,000円〜209,000円前後。
本体に超音波洗浄機を内蔵
洗濯槽の上部中央に、超音波洗浄機とトレイが内蔵されている。これらを引き出して「らくらくSONIC」と「スタート」ボタンをタッチすると、衣服を超音波洗浄できる。あらかじめ液体洗剤を自動投入タンクに入れておけば、超音波洗浄用のトレイにも洗浄液が自動で供給されるという。
あとは毎秒約4万回振動する超音波洗浄機の先端(超音波ホーン)に、衣服の汚れた部分を当てると、気泡が弾ける衝撃で汚れを取り除く。普段の洗濯だけでは繊維の奥に皮脂汚れが蓄積し、それが原因で長期保存の間に黄ばみ汚れになることもあるが、超音波洗浄では、それら黄ばみを抑制するとしている。
液体洗剤や柔軟剤を自動投入
洗濯物の量に合わせて液体洗剤・柔軟剤を自動で計量・投入。洗濯物を入れてスタートボタンをタッチすれば、あとは洗濯が完了するのを待つだけ。洗剤を計量する手間を省くだけでなく、正確な量で投入できるため、入れすぎや不足も防げる。
液体洗剤・柔軟剤のタンク容量は、液体洗剤用が約800mlで柔軟剤用が約780ml。詰め替え用をまるごと入れられる。また、洗剤の残量が少なくなると、LEDの点滅表示とブザーで補充のタイミングを知らせてくれる。
タンクと経路を自動で洗浄する機能が搭載され、タンクを取り外して洗う必要がなく、洗濯機まわりに洗剤や水滴が垂れる心配もないとしている。
洗剤液で生成した泡が、繊維の奥まで浸透
低水位時に洗濯槽を高速回転させて、高濃度の洗剤液で泡を生成。泡が繊維の奥まで浸透し、ガンコな泥汚れもキレイに落とすという。
通常の洗濯コースのほか、「2度洗いコース」や「脱水延長モード」を搭載。
2度洗いコースでは、しつこい油汚れなどを「予洗い」「本洗い」の2回でしっかりと洗浄。他の衣類への汚れ移りを防ぐとしている。
脱水時間を4分延長する脱水延長モードは、脱水が弱いと感じるときや、しっかり脱水したい部屋干しの際におすすめだという。
そのほか洗濯容量が12kgと14kgの機種では、運転回数をカウントして、槽洗浄が必要なタイミングになると表示部のサイン点滅で知らせてくれる。
また全機種で、すすぎの最後に洗濯槽を回転させ、遠心力による強い水流で洗濯槽の裏側の汚れを洗い落とす「カビケア槽自動おそうじ」機能を搭載。さらに、脱水が終了し洗濯物を取り出したあとに1時間高速で回転させて、洗濯・脱水槽の水分を取り除き、黒カビを抑制する「らくらく槽乾燥」を備える。
洗濯・脱水容量14kgの「AQW-VX14R」の本体サイズは、650×633×1,069mm(幅×奥行き×高さ)。重さは約56kg。標準使用水量は約169L。標準コースの運転時間の目安は約42分。本体カラーは、シルキーブラックとホワイトの2色。なお他モデルの本体カラーは、ホワイトの1色。
そのほか超音波洗浄機を省いた全自動洗濯機「Prette(プレッテ)」の「VAシリーズ」を、同時に発売する。ラインナップは、洗濯容量8、9、10、12、14kgの5モデル。いずれも価格はオープンプライス。店頭予想価格は143,000円〜198,000円前後。