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ヤマハ、快適な釣り楽しむためのフィッシングボート
2024年2月26日 09:05
ヤマハ発動機は、定員10名で全長33フィート(10.10m)のフィッシングボート「YFR330」を10月に発売する。価格はパッケージにより異なり、3,505万8,397円または3,175万8,397円。
海釣りを想定して開発されたボートで、同社ラインナップ中で最大馬力の450馬力4ストローク船外機「F450A」を、同社国内艇で初めて採用。新設計したハル(艇体)と合わせて、高い巡航速度と快適な乗り心地を両立する。またソフトな波たたきと波被りの少なさを高次元で実現し、長時間の航行でも疲労を低減するという。なお航行区域は、限定沿海区域。
ボートフィッシングに求められる静止時安定性と風流れ抑止性能を併せ持つほか、大人数でのフィッシングシーンを想定した釣りやすいデッキレイアウトとしている。
デザインは、しなやかな曲線を描くガンネルラインやダイナミックな造形のブリッジを特徴とする。インテリアは5名が快適に着座可能な居住スペースと、ドライバーズシートやパッセンジャーシートからの視界を意識したウインドウデザインを採用している。
段差のないフルフラットのウォークアラウンドや、広々としたスペースを確保し、釣りのしやすさを追求したデッキレイアウトを採用。安心感のあるデッキ外周(ブルワーク)の高さを確保。片舷に6名分の釣り座を用意し、大人数での釣りに対応する。
そのほか、低速時の直感的な操船を可能とするジョイスティック、オートパイロット機能などを備える最新の操船デバイス「HELM MASTER EX(ヘルムマスターEX)」を採用。高度な操船性能を提供するという。
全長は10.10mで全幅は2.99m。艇体質量は3,296kgで、完成質量は4,014kg。燃料タンク容量は650L。清水タンク容量は56L。