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電気自動車のバッテリー再利用したポータブル電源 JVCケンウッド

ポータブル電源 IPB01K

JVCケンウッドは、KENWOODブランドから、電気自動車の再生バッテリーを利用したポータブル電源「IPB01K」を、3月下旬に発売する。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は170,500円前後。カー用品店などのアフターマーケット販路を中心に取り扱う。

容量633Whのポータブル電源で、AC出力2口のほか、USBのType-CとType-Aポートを各2ポート、シガーソケットを1つ備えている。AC出力は100V(50/60Hz)で合計600W(瞬間最大は1,200W/HIGH-POWER時は合計900W)。

車載用バッテリーの耐久性を活かし、-20℃~60℃の環境での動作が可能。季節を問わず、車内での使用や保管ができる。自己放電が少なく長期保管が可能な点も特徴。約2,000回の繰り返し充電にも対応するため、災害時の非常用電源にも適しているとする。

また電気自動車のバッテリーをリユースしているため、新たにバッテリーを製造するためのCO2も発生せず、脱炭素社会の実現にも貢献しているとする。

本体サイズは370×282×205mm(幅×奥行き×高さ)、重量は14.4kg。充電時間は、ACアダプターで約9.5時間、シガーソケットアダプターで約14時間。