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ヤマハ、ホンダ製バッテリー搭載の小型低速EVコンセプトモデル　スマートグリッドEXPO展示

  • 清水英行

2024年2月20日 07:30

ヤマハ発動機は、研究開発中のパーソナル低速モビリティの汎用プラットフォーム「DIAPASON(ディアパソン)」を用いた2人乗り電動モビリティ「DIAPASON C580」、リゾート向け1人乗り電動モビリティ「DIAPASON C350」のコンセプトモデル2機種を「第15回国際スマートグリッドEXPO 春」の本田技研工業ブースに出展する。会期は2月28日から3月1日まで。

「DIAPASON」は、開発中のパーソナル電動モビリティ汎用プラットフォームの新たな名称(これまでは“YAMAHA MOTOR PLATFORM CONCEPT”と呼称)。両機種とも「Honda Mobile Power Pack e:」を搭載し、新たな共創パートナーのアイデアを一部反映している。「東京オートサロン2024」でも展示された。

「DIAPASON C580」は、畑地や不整地など多様な路面環境で、俊敏な移動性とスマートな使い勝手を提供するモビリティ。TOYO TIRE、SKIPPER、昭和トラスト、ワークとの共創により、ホイール、タイヤ、フロアマット、シート、ペダル等を新たな仕様にしている。

DIAPASON C580(プロトモデル)

リゾートトラストとの共創モデル「DIAPASON C350」は、ゴルフ場での走行性能を向上するワイドタイヤを装着する。「第15回国際スマートグリッドEXPO 春」では、従来同様に小型低速EV領域での汎用プラットフォームの市場機会探索と、その実現性やビジネスの可能性を調査することが主な目的だとしている。

DIAPASON C350(プロトモデル)