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コロナ、サーキュレーターを分離して部屋干しできる除湿機

WHシリーズ(左)、CDSCタイプ(右)

コロナは、業界トップクラスの乾燥時間を実現した衣類乾燥除湿機「WHシリーズ」、除湿機本体とサーキュレーターを分離できる「CDSCタイプ」を3月中旬に順次発売する。価格はオープンプライス。店頭予想価格は「WHシリーズ」の定格除湿能力12L/日の「WH-1224」が63,800円、同18L/日の「WH-1824」は73,800円。「CDSCタイプ」の「CDSC-H8024X」が49,800円。

同社の衣類乾燥除湿機は全機種コンプレッサー式を採用。低消費電力と高い除湿能力を特徴とする。WHシリーズ、CDSCタイプにはヒーターを搭載しているため、室温が低くなる時期の衣類乾燥時間を短縮できるとする。

WHシリーズは、「速乾W(ダブル)ルーバー」を搭載。高さ200cm、幅120cm、奥行き230cmまで乾いた風を送る。

「速乾Wルーバー」の、広く浅い風とシャープで遠くまで届く風の組み合わせにより、衣類の繊維を立ち上げ、ふんわりと乾かすという。これによりタオル乾燥のふんわり感が約30%アップしたとする。

このほか、除湿機内部の熱交換器を清潔に保つ「アクアドロップ洗浄self(セルフ)」機能を搭載。コップ1杯の水で熱交換器の汚れなどを洗い流し、汚れによる性能低下も抑える。

2kgの洗濯物なら、CD-WH1824は約58分、CD-WH1224は約69分で乾かすという。

CDSCタイプは、上部にサーキュレーターを搭載。除湿機本体とサーキュレーターを分離できる点が特徴で、分離、一体、単独運転に対応する。ライフステージに伴って変化する洗濯物の量や干し方に対応できる。

分離運転では、洗濯物を挟み込むように風を送って早く乾かしたり、それぞれ単独での使用が可能。さらに、赤外線通信による連動運転により、除湿機本体が洗濯物の乾き具合を判断してサーキュレーターの風量・風向・スイング速度を調節することで乾きムラを抑制する。

除湿機本体のみの高さは約44cmとコンパクトなため、背が低いハンガーラックの真下に設置し、洗濯物の真下から直接風を当てることができる。

一体運転では、大口径24cmのサーキュレーターで除湿された乾いた風を効率よく送風。90度の首振り運転の際は、幅5m、高さ2mを超えた範囲に乾いた風を送る。