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ハイアール、国内セパレートエアコン参入 実売7万円台からの「huu」

ハイアールのエアコン「huu」

ハイアール ジャパン セールス(Haier)は、日本国内の家庭用セパレートエアコン市場に参入。高い洗浄機能などを備えつつ価格を抑えたルームエアコン「huu(フー) CSシリーズ」を4月1日より発売する。6畳向け/冷房能力2.2kW、8畳/2.5kW、10畳/2.8kW、14畳/4.0kWの4モデルをラインナップし、価格はオープンプライス。店頭予想価格は77,000円~121,000円前後。

グローバルでは1985年からエアコンの販売を開始したハイアール。これまで、日本では一体型のポータブルエアコンや冷蔵庫などを展開してきた同社が、新たに室外機と室内機がセパレートのエアコンを日本でも販売開始する。

「清潔&省エネと快適性にこだわった、ひととくらしにやさしいルームエアコン」をキーワードに展開する。シリーズ名のhuuは、「Haier Unlax U(You)」の頭文字をとった造語。今回はエントリーモデルの投入となるが、2025年にミドルクラス、2020年代内にハイエンドモデルの投入も計画している。

huu CSシリーズ

日本参入第1弾は、フィルターの自動掃除機能などは搭載しないエントリーモデルながら、外気温50℃での冷房や、外気温-15℃での暖房など、高い基本性能を備えている。

【お詫びと訂正】初出時「外気温15℃での冷房」としていましたが、正しくは「外気温-15℃での暖房」でした。お詫びして訂正します(13時21分)

清潔機能として、汚れがたまりやすく手入れしにくい室内機と室外機の熱交換器をきれいにする「Wフリーズ洗浄」を搭載。油汚れやほこりを凍らせて、一気に解凍することで汚れを落とす。仕上げは56℃に加熱して水分を残さず、カビを発生しにくくしている。

室外機

冷房は、天井に沿って風を送る「快適シャワー冷気流」、暖房は天井に上がりやすい暖気を押さえ込んで足元へ届ける「快適あしもと暖気流」を採用。目的のエリアに風を送る「エリア指定送風」なども備える。

湿度や温度を監視する機能も装備。じめじめした空気を取り込んで、カラッとした空気に変換し、部屋を冷やし過ぎずに除湿する「快適除湿」、室温が高すぎる、低すぎる状態が続くと自動運転で室温を調整する「温度みまもり」を搭載する。

室内機の本体サイズは798×248×288mm(幅×奥行き×高さ)、重量は、6畳/8畳/10畳モデルが10kg、14畳モデルが10.5kg。蓄光ボタンを備えたリモコンが付属する。

【お詫びと訂正】初出時、室内機のサイズを誤っておりました。お詫びして訂正します(2月16日)

側面
付属リモコン

【ラインナップと店頭予想価格】
6畳/冷房能力2.2kW「JAA-CS224A(室外機JAS-CS224A)」77,000円前後
8畳/冷房能力2.5kW「JAA-CS254A(室外機JAS-CS254A)」88,000円前後
10畳/冷房能力2.8kW「JAA-CS284A(室外機JAS-CS284A)」99,000円前後
14畳/冷房能力4.0kW「JAA-CS404A2(室外機JAS-CS404A2)」121,000円前後