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その症状、重度花粉症かも 根本対策に空気清浄機とロボット掃除機が役立つ?

花粉症レベルチェックリスト。5個以上当てはまる人は「重度花粉症」だという

2月に入って暦の上では春となったが、花粉症の人にとってはつらいシーズンの始まりだ。空気清浄機を手掛けるアイロボットによると上記のチェックリストの項目が5個以上当てはまる人は「重度花粉症」で、花粉症の人のうち3人に1人は重度花粉症だという。

日本ではおよそ半数が花粉症に悩んでいるとされ、これからの花粉シーズンを万全な対策で迎えたいという人も多いだろう。具体的にどのような行動をすればいいのか、JCHO東京新宿メディカルセンター・耳鼻咽喉科診療部長の石井正則先生の解説を聞いた。

石井先生は根本的な花粉対策として「花粉を取り除くこと」を挙げている。特に、家の中に入ってきた花粉が床に落ち、落ちた花粉が人の移動などによって巻き上げられる「対流花粉」の対策が重要だという。

JCHO東京新宿メディカルセンター・耳鼻咽喉科診療部長の石井正則先生
家の中では「対流花粉」の対策が重要

対流花粉は、空気中に舞う花粉と床に落ちた花粉の両方をケアする必要があり、空気中の花粉対策には空気清浄機が必須。空気清浄機は暖房時はエアコンの対面に設置し、24時間つけっぱなしにすることを推奨している。

また床に落ちた花粉には1日1回の床掃除が有効だという。しかし、スティック掃除機などを使うと掃除機の排気などで舞い上がった花粉が人に付着してしまい、十分に花粉を除去できないこともあるという。

その対策として、石井先生は出かけているあいだにロボット掃除機を稼働させることが効率的な花粉の除去につながるとアドバイス。対流花粉の根本的な対策として、空気中の花粉は空気清浄機で、床に落ちた花粉は掃除機で吸い込む、この両方が大切としている。

暖房時、空気清浄機はエアコンの対面に設置し、24時間つけっぱなしにする
掃除中に衣服に花粉が付着するのを防ぐため、不在時にロボット掃除機を動かすのがおすすめ

アイロボットの空気清浄機に満足できなければ「全額返金」

アイロボットは2023年10月に同社初となる空気清浄機「Klaara(クラーラ) p7 Pro」を発売。Klaaraは独自の密閉構造と密閉技術により、吸い込んだ花粉などの有害物質を外に漏らさない点を特徴とする。

さらにロボット掃除機・ルンバとの連携運転ができる点もポイントで、ルンバでの清掃中に出た空気中のホコリをKlaaraがパワーを上げて取り除く。

「Klaara(クラーラ) p7 Pro」
ルンバとKlaaraの連携運転ができる

Klaaraの価格は169,800円と単機能の空気清浄機としては高額だが、アイロボットは2月1日より「花粉保証サービス」を実施。製品に満足できない場合、30日以内に返品すれば全額返金するサービスを実施することで、Klaaraの性能を多くの人に体験してもらいたいという。

キャンペーン期間は2月1日から3月31日。製品は「Klaara p7 Pro」単体のほか、ロボット掃除機「ルンバ コンボ j9+」または「ルンバ コンボ j9+ SD」とのセットも対象となる。返金を希望する場合は、製品の発送日から30日以内に、問い合わせフォームから連絡する。

30日以内に返品すれば全額返金の「花粉保証サービス」を実施

このほか、Klaaraはアイロボットの公式サブスクリプションサービスでレンタルも可能。月額6,280円で借りられるため、購入を迷っている人におすすめとしている。