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Jackery、太陽光を自動追跡して発電するロボットをCESで初披露
2024年1月16日 09:05
Jackeryは1月9日から12日まで米国ラスベガスで開催された世界最大級のテクノロジー見本市「CES 2024」に出展し、太陽光発電システム「Jackery Solar Generator Mars Bot」を世界初披露した。
このほか、自動車の上に取り付けるルーフトップテントとソーラーパネルを融合させた「Jackery Solar Generator for Rooftop Tent」と、家庭用の太陽光発電システム「Jackery Solar Generator Home Kit」も展示した。
「Jackery Solar Generator Mars Bot」は、上部にソーラーパネルを備え、自動的に太陽光を追跡して発電するシステムを搭載したロボット。豊富なセンサーにより、自律走行しながら効率的な走行経路を計画し、太陽の光を追跡したり、指定された充電スタンドで充電もできるという。
ソーラーパネルの太陽光変換効率は最大25%で、上部のパネルを拡張することで最大600Wの出力を実現。コンパクトに折りたたむことで、モビリティの向上と高いデザイン性を両立した。
ロボット全体は高強度、耐衝撃性に優れた防水防塵アルミニウム合金で作られているため、耐候性、耐食性に優れており、災害支援、屋外作業、大規模な屋外イベント、車中泊などでも活躍するとしている。
「Jackery Solar Generator for Rooftop Tent」は、オフロード RVやアウトドア愛好家向けに設計された総合型太陽光発電車両向けテント。1,000Wの折りたたみソーラーパネルと1,264Whのポータブル電源を備える。1日あたり最大6,000Whの電力を供給し、最長2週間のオフグリッドライフをサポートする。
「Jackery Solar Generator Home Kit」は、Jackery ポータブル電源 2000 Plus(容量2,042Wh、定格出力3,000W)、拡張バッテリー2000 Plus、200Wのソーラーパネル2枚、自動転送スイッチによる家庭用の太陽光発電キット。
自動転送スイッチは、停電時に20ミリ秒以内にバックアップ電源にシームレスに切り替わり、冷蔵庫や照明などの家庭必需品への中断のない電力供給を実現する。同キットを使うことで停電時でも家庭の電力を3日間まかなえる。アプリを使うことでリアルタイム監視やエネルギー管理に対応し、毎日のエネルギー使用量を追跡できるという。
なお、上記製品は日本での発売日は未定。