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便利なカセットこんろや電気ストーブ、誤使用で引火の危険 正しい使用を

カセットボンベが破裂し引火している様子

独立行政法人製品評価技術基盤機構(NITE)は、冬に気をつけたい製品の事故防止ポイントを紹介。カセットこんろやカセットボンベ、スプレー缶、電気ストーブの使い方に関する注意喚起を行なった。

カセットこんろ・ボンベで気を付けるポイント

冬に使用する機会が多いカセットボンベは、高温になる場所に放置すると、ボンベの内圧が高まり膨張して破裂し、漏れたガスに引火するおそれがあるという。

NITEは、カセットこんろ・ボンベで気をつけるべきポイントを3つ挙げている。

1.高温になる暖房器具や調理器具など火気の近く、直射日光の当たる場所に置かない
2.大きな鍋や鉄板を使用しない、カセットこんろを2台以上並べて使用しない、炭の火おこしに使用しない
3.捨てる際は最後まで使い切る、廃棄の際は各自治体の指定の方法に従う

3については、中身が残っているカセットボンベを捨てる際、無理に穴を空けると大量のガスが噴き出し、近くに火気があると引火するおそれがあるという。処分方法については、自身が住む地域の自治体に確認するよう呼びかけている。

スプレー缶で気を付けるポイント

可燃性ガスを含むスプレー缶についても、高温になる場所に放置すると、缶の内圧が高まり膨張して破裂し、漏れたガスに引火するおそれがあるという。

スプレー缶が破裂し引火している様子

NITEは、スプレー缶で気をつけるべきポイントを4つ挙げている。

1.高温になる暖房器具や調理器具など火気の近く、直射日光の当たる場所に置かない
2.暖房器具や調理器具の近くなど火気のある場所でスプレーしない
3.屋内などの換気の悪い場所で残った内容物を抜く作業をしない
4.捨てる際は最後まで使い切る、廃棄の際は各自治体の指定の方法に従う

2については、スプレー時に内容物と一緒に中に入っている可燃性ガスも噴射されるため、暖房器具や調理器具などの火気により噴射されたガスに引火するおそれがあるという。近くに火気のない屋外等の換気の良い場所で使用するよう呼びかけている。

3については、中身が残ったスプレー缶を大量に処分しようと屋内でスプレー缶に穴を空けて内容物を抜く作業を行ない爆発する事故が発生しているという。作業する場合は、屋外や換気のよい場所で少量ずつガス抜きをすることを推奨している。

電気ストーブで気を付けるポイント

洗濯物や布団などは、可燃物の近くで使用するとそれらが発火するおそれがあるという。また可燃性のガスが入ったカセットボンベやスプレー缶を電気ストーブの近くに置くと、破裂して引火するおそれがある。

電気ストーブに洗濯物が落下して発火している様子

NITEは、電気ストーブで気をつけるべきポイントを2つ挙げている。

1.洗濯物やカーテンなど可燃物の近くで使用しない
2.電源を入れたまま就寝や外出しない、使用しない時は電源プラグを抜く

2については、電源を入れた状態で就寝や外出すると、寝返りによる布団の接触や風によるカーテンの揺れなどで、可燃物が接触して発火することがあり大変危険という。使用しないときは電源プラグを抜くよう呼びかけている。