ニュース
山善、低温調理や発酵もできるコンパクトな熱風コンベクションオーブン
2023年12月11日 07:05
山善は、ファンと2種類のヒーターを搭載した「コンベクションオーブン-Grill Partner- YCV-MC130」を、12月上旬に発売した。価格はオープンプライス。店頭予想価格は49,800円前後。
内蔵ファンが庫内で熱対流を起こすことで、温度のムラを防ぎながら熱風で包み込むように焼き上げるコンベクションオーブン。食材への火入れが早く、隅々まで熱が伝わるため、外はカリッと中はジューシーに仕上がるという。
熱源であるヒーター管は、じっくり遠赤外線で加熱する「シーズヒーター」を庫内上下部にそれぞれ2本、数秒間ですぐに発熱し精度の高い温度コントロールができる高熱量の「カーボンヒーター」を庫内上部に2本搭載。2タイプ合計6本のヒーター管と内蔵ファンを組み合わせることで、5つの調理モードを可能とする。
調理モードは「スチームトースト/予熱」「コンベクション」「エアフライヤー」「低温調理/発酵」「ドライフード/解凍」の5つ。「低温調理/発酵」モードでは、マイコン高精度制御により30~100℃の8段階の温度帯で調整でき、最長12時間のタイマーがセット可能。パン作りのためのイースト発酵やヨーグルト作り、サラダチキンや温泉卵などの様々な料理に活用できるという。
本体はコンパクトながら庫内が広い点も特徴とし、直径20cmのココット鍋を入れられる。ほったらかしの煮込み調理やローストポット調理のほか、丸鶏のローストチキンや食パン1斤を丸ごと使うハニートーストも作れるという。
本体サイズは約380×350×360mm(幅×奥行き×高さ)。庫内サイズは約290×260×170mm(同)。重量は約7.4kg。消費電力は1,300W。温度調節範囲は30〜240℃。コード長は約1m。栄養士監修のレシピが付属する。