ニュース
自転車転倒時の衝撃吸収する新技術のチャイルドシート オージーケー技研
2023年12月7日 07:30
自転車用チャイルドシート国内シェアトップのオージーケー技研は、転倒時の衝撃を吸収する新技術「ZEROTECT(ゼロテクト)」をヘッドガードに搭載する自転車用チャイルドシート「グランディアゼロ」と「グランディアゼロプラス」をオンラインストアで12月8日に発売する。価格は順に25,300円、31,625円。
子乗せ自転車での万が一の転倒時、子供の頭部の重症化リスクを約80%軽減し、自転車事故から守ることを目指すし、自転車販売店等では12月9日より順次販売を開始する。
「ゼロテクト」は、自転車停車中の転倒事故が非常に多いという事実から、子供の乗せ降ろし時や発進時など停車している状態からの転倒衝撃を緩和させることに重点を置いて開発された。検証と試作を繰り返して追求したリブ構造で頭部への衝撃を吸収し、転倒や外部接触の衝撃から子供を守るとしている。
「グランディア」は、チャイルドシートメーカーのパイオニアのオージーケー技研が掲げた「ケガゼロミッション」の第一弾製品として2019年に発売された。事故事例を収集・検証した結果、重症時の受傷部位は9割以上が顔や頭であることから、子供の頭部を守るためのチャイルドシートだ。また、転倒時のケガは、シートベルトの着用で大幅に防ぐことができるという考えのもと、小さな子供向けのシートベルト着脱時のわずらわしさを解消し装着率を高める機能をプラスした「グランディアプラス」を2020年に発売している。
グランディアゼロの主な特徴は以下のとおり。
・万が一の転倒時に頭部を270度守るアラウンドヘッドガード
・簡単ワンタッチで身体にしっかりフィット、自動巻き取り式ピッタベルト
・車輪巻き込みや、すれ違い接触から足を守るアラウンドフットガード
グランディアゼロの適用体重は22.4kg以下(クラス27リアキャリヤの場合)、適用年齢と身長は1歳(12カ月)以上小学校就学の始期に達するまでの子供で、身長120cm以下。適合車種はクラス27もしくはそれ以上のクラスのリアキャリヤで、幅120mm以上175mm以下の自転車メーカーが指定する20型以上のシティ車および幼児2人同乗基準適合車。重量は約4.6kg。カラーはカラーはチャコール、ココアブラウン、ブルーグリーン(数量限定)、ピンクグレー(数量限定)の4色。
グランディアゼロプラスの適用体重は22.1kg以下(クラス27リアキャリヤの場合)、適用年齢と身長は1歳(12カ月)以上小学校就学の始期に達するまでの子供で、身長120cm以下。適合車種はクラス27もしくはそれ以上のクラスのリアキャリヤで、幅120mm以上175mm以下の自転車メーカーが指定する20型以上のシティ車および幼児2人同乗基準適合車。重量は約4.9kg。カラーはカラーはチャコール、ココアブラウン、カッパー・ブラック(数量限定)の3色。