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ビクター、コンセントにつなげっぱなしで保管できるリン酸鉄ポータブル電源
2023年10月5日 06:30
JVCケンウッドは、「Victor」ブランドから、リン酸鉄系リチウムイオン充電池を採用したポータブル電源2モデルと、ポータブルソーラーパネルを10月中旬から順次発売する。価格はいずれもオープンプライス。店頭予想価格は、ポータブル電源「BN-RF510」が87,000円前後、同「BN-RF250」が54,000円前後、ポータブルソーラーパネル「BH-SV68」が31,000円前後。
ポータブル電源の2モデルは、いずれもリン酸鉄系リチウムイオン充電池を採用。同充電池は、熱安定性に優れ、約4,000回の充放電が可能だとする。
同機をコンセントにつないだ状態で、家電製品と接続しておくと、停電時などに電気が遮断された際に、わずかな時間で自動的に同機から家電製品へ給電し始める「自動給電切り替え機能」を搭載する。なお同機能は、UPS機能とは異なり、コンセントからポータブル電源への切り替えの際、一時的に電力が途切れるとする。
またバッテリーの経年劣化や事故防止のために必要とされるコンセントの抜き差しを不要にしたという。例えばガレージやクローゼットの中にしまって保管する時でも、コンセントに挿したままにしておけば、フル充電に近い状態(94%以上)を保つという。
容量512Whの「BN-RF510」の本体サイズは、260×210×190mm(幅×奥行き×高さ)で、重さは約6.7kg。AC出力は600W(瞬間最大1,200W)。AC出力3口、USB Type-Cを1ポート、Type-Aを3ポートのほか、DC出力(シガーソケット)を備える。充電時間は、AC入力で約1.5時間。
容量256Whの「BN-RF250」の本体サイズは、250×178×145mm(幅×奥行き×高さ)で、重さは約4kg。AC出力は300W(瞬間最大600W出力)。AC出力1口、USB Type-Cを1ポート、Type-Aを2ポートのほか、DC出力(シガーソケット)を備える。充電時間は、AC入力で約1.8時間。
ポータブルソーラーパネル「BH-SV68」は、最大23%の高効率変換パネルを搭載し、最大68Wの出力を実現。
また各1ポートのUSB Type-CとType-A端子を備え、ポータブル電源の本体充電だけではなく、スマートフォンなどUSB機器への給電が可能。
本体サイズは880×20×540mm(幅×奥行き×高さ)で、重さは約3kg。収納時のサイズは、440×40×540mm(同)。