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Jackery、リュックに入る小型のリン酸鉄ポータブル電源とソーラーパネル
2023年9月1日 13:08
Jackery Japanは、片手で持てるコンパクトサイズで容量288Whのポータブル電源「Jackery ポータブル電源 300 Plus」を9月1日より発売する。価格は39,800円。40Wソーラーパネル付きのセット「Jackery Solar Generator 300 Plus 40W Mini」は49,900円。
小型のポータブル電源で、折り畳めるソーラーパネルと組み合わせてもリュックに入るというコンパクト設計。ソロ/デュオキャンプや、アウトドア、テレワークなどの屋外作業に持ち運べる製品として提案する。停電時のスマホ充電など防災アイテムとしても使える。
長寿命と安定性を特徴とするリン酸鉄リチウムイオン電池(LiFePO4)を採用し、容量は288Wh。約3,000回の充放電サイクルにより、毎日使っても10年以上使えるという。独自の「ChargeShield技術」により、ACコンセントからは約2時間でフル充電できる。DC入力(USB Type-C)は最大100W。
定格出力は300W(瞬間最大出力600W)。スマートフォンやノートPC、タブレットも充電でき「停電になっても家族4人で3日分の通信手段を確保できる」としている。出力はACが3ポート、USB Type-Cが2ポート、USB Type-Aやシガーソケットが各1ポート。
家のコンセントに挿して利用することで、停電になっても家電を続けて使えるEPS機能も装備。停電から0.02秒(20ms)以内にポータブル電源からの給電に切り替わり、中断のない電力供給ができる。前面には非常用のLEDライトも備える。
Jackery専用のスマートフォンアプリにも対応。手元でオン/オフの操作や電池残量の確認などができる。通信はBluetoothとWi-Fiの両方に対応し、屋内外どちらでもアプリを使える。
本体サイズは約230×155×167mm(幅×奥行き×高さ)、重量は約3.75kg。AC充電ケーブルやDCとUSBの変換アダプターなどが付属する。
コンパクトなソーラーパネル充電でエコに使える
セットモデルに含まれるソーラーパネル「Jackery SolarSaga 40 mini」は最大出力40Wで、定格電圧19V、定格電流2.1A。太陽光を電力に変える変換効率は22.8~23.3%。
パネル展開時のサイズは970×2.5×300mm(幅×奥行き×高さ)、収納時は252×300×20mm。重量は1.2kg。ポータブル電源とのセット販売のみで、単品販売はしない。