家電ミニレビュー

朝起きられない問題は空気清浄機で解決する? スヌーズ常習犯が試してみた

ブルーエア「Mini Restful 空気清浄機 and Sunrise Clock SC9i」(27,500円)

私は朝がとにかく苦手です。完全な夜型人間で、深夜にこそ目が冴えるタイプ。スマホのアラームは5分刻みで設定していますが、実際に認識できるのは最後のアラームくらい。それも、スヌーズが何度も鳴ってから。

いい加減、朝からスッキリ起きたいものですが、根性ではどうにもならないのが現実……。そんなときに見つけたのが、Blueair(ブルーエア)の「Mini Restful 空気清浄機 and Sunrise Clock SC9i」。

実はこれ、“眠りと目覚めをサポートする”機能を備えた珍しい空気清浄機なんです。

果たして、空気清浄機で長年の課題「朝起きられない問題」が解決するのでしょうか? さっそく製品を借りて試してみました。

箱を開けてびっくり! 小さくて軽くて“ふわふわ”なのが◎

「Mini Restful」は、コンパクトな多機能空気清浄機です。ブルーエア独自の「HEPASilent テクノロジー」を搭載し、360度から空気を吸引。花粉やハウスダスト、0.1μmレベルの微粒子などを99.97%除去できるのだそう。

箱から取り出してまず驚いたのが、その小ささです。約170×280mm(直径×高さ)の円柱形で、ブルーエアの中でも最小クラス。しかも約1.1kgと軽量で、持ち運びもスムーズに行なえます。

印象的だったのが、本体の触り心地。側面のファブリック素材が柔らかく、ふわふわとしていて、つい触りたくなる質感なんです。

ベッドサイドテーブルの下に設置。ふわふわしたファブリックは、見た目にも柔らかな印象です

ただし、このファブリック部分は内側にフィルターがあり、周辺の空気を吸引する部分でもあるため、ホコリやペットの毛などは付着しやすそう。こまめにケアしてあげましょう。

カラーは、今回使用した「コースタルベージュ」とオンライン限定の「ミッドナイトダークブルー」の2色展開。「コースタルベージュ」はナチュラルな色味で、どんなインテリアにも合わせやすそうです。

寝具の色が暗めの場合は、「ミッドナイトダークブルー」も相性良さそう。いい色! (画像:ブルーエア)

適用床面積は約12畳。我が家の寝室スペースは10畳もないので、十分な性能です。このサイズ感とパワーなら、一人暮らしのリビングでも使えそう。これから新生活を始める人にとっても、取り入れやすい1台でしょう。

光と音による、自然な目覚め体験。果たして起きられたのか?

使い始める前に、まず「Blueairアプリ」と連携させます。アプリでは、電源オン/オフ、運転スピードやライトの調整などの本体操作ができます。

アプリはWi-Fiで接続。2.4GHzのみに対応しています

アプリで設定できる機能のひとつが「サンライズクロック」。今回の本題である、“眠りと目覚めをサポートする”機能です。いわゆるアラーム機能で、音と光によって自然な起床を促してくれるのだそう。

アラームの時間をセットしたら、「音」と「光(サンライズライト)」を設定します。アラーム音は11種類。激しく鳴るタイプではなく、環境音や落ち着いた音楽が用意されています。

光(サンライズライト)の項目では、アラームの設定時間より15〜30分前から点灯タイミングを設定します。例えばアラームを「8:00」、光の設定を「15分前」にしたら、7:45頃からライトが点灯し、徐々に明るくなっていく仕組み。これにより、朝の時間を自然と感じられるそうです。

今回は、朝の「7:30」にアラームを設定。私にとっては、普段なら“絶対に”起きられない時間です。光の点灯設定は「20分前」にしました。

中学生以来の起床時間「7:30」に設定

結果はなんと、初日から7:30に起きられちゃいました……。プラシーボ効果か? とも思いましたが、そもそも7:30は、音が鳴っていても聞こえることのない時間(私にとっては)。それなのに、音が聞こえて目が覚め、二度寝せずに起き上がれたことには、驚きました。

体感としてはアラーム音によって起きているので、光の効果は分かりません。もしかすると、光によって暗い寝室の中でも朝の気配を感じ、身体が自然と覚醒している……のかも? スマホのアラームよりも穏やかな機能なのに、不思議な感覚でした。

寝室にぴったりな静音性。間接照明にもなって、スマホ充電もできます

寝室で使う家電で気になるのは「運転音」。性能は最大限発揮してほしいけれど、音はできるだけ静かであってほしいものです。

風量は3段階+ナイトモードに設定可能。風量「1」でもほぼ運転音は気になりませんでした

「Mini Restful」は3段階の風量調整とナイトモードを搭載しています。ナイトモード時の運転音は21dBで、耳をそばまで近づけないと分からないほど。さらに、風量「1」の状態でもほとんど気にならないレベルで、とにかく静かに使えます。

これまで使っていた空気清浄機は、ナイトモードでもそれなりに音が聞こえていて、就寝時に気になってしまうことも。「Mini Restful」は無音に近く、静かで眠りやすい空間を保てます。

ちなみに、アラームで使ったライト機能は単体でも使えます。天面のタッチ操作で「1」か、アプリで10%未満に設定すると、就寝前の間接照明としてちょうどいい明るさに。

天面の右側にあるライトマークをタッチすれば、光が点灯します
明るさは、本体天面のタッチ操作では3段階、アプリでは0〜100%の間で好みに設定できます

空気清浄機とナイトライトを1台にまとめられるのは、配線や置き場所をコンパクトにできる点でも大きなメリットですよね。

夜はナイトモードで静かに。ムードライトをつけて、スマホ充電して……と至れり尽くせり

また、背面にUSB Type-C端子があり、スマホの充電も可能。先ほど紹介したライト機能といい、運転音の静かさといい、ベッドサイドに置くのにちょうどいい設計で、まさに寝室に適したモデルです。

花粉やウイルスだけじゃない、猫トイレのニオイ対策にもなる?

我が家にとって空気清浄機は、“あると便利”ではなく“必須家電”。なぜなら、2匹の猫を飼っており、「猫トイレのニオイ」の対策が必須だからです。

猫のトイレ後は、野生味溢れるニオイがすごくて……。寝起きで遠くまでトイレ掃除しに行くのはしんどいので、我が家では猫トイレを寝室に設置。できるだけ素早い対処を心がけています。

猫トイレの近くに置いてみます

素早く取ったとて、ニオイは本当に強烈。普段使っている空気清浄機では、ファンのレベルを強めないと耐えられませんでした。

「Mini Restful」では、粒子イオン化技術と高性能フィルター技術を融合した独自の「HEPASilent テクノロジー」によって、花粉やウイルスだけでなく、ペットのフケや毛、ペット臭などのニオイ対策もできるんだそう。

どのくらいニオイが抑えられるのか? 実際に検証してみました。

ガサガサとトイレに入る猫。掃除の準備をしながら様子を見ていると、ニオイが漂ってきました。急いでトイレ掃除を始めると、最初はやっぱり強烈なんだけれど、じわじわとニオイが減っていきます。

トイレ後のニオイも早めに抑制してくれました

このとき、風量「1」のままで使っていたのですが、風量設定を上げることなく片付けは終了。その頃には、ニオイがかなり抑えられて、あっという間に気にならなくなっていました。

静かなままで稼働している感がないのに、ここまでしっかり空気を整えてくれるとは。静音性と空気清浄機能のバランスの良さは、さすがのブルーエア。これには驚きました。

空気も光も整える、ベッドサイドの新定番

ベッドサイドに置けるちょうどいい1台

本当は、今使っているモデルが古くなったのもあり、より広い適用床面積の大型モデルへの買い替えを考えていたんです。でも、暮らしに合わせて、こういった小型モデルを適材適所で使うのも、十分アリだなと感じました。

花粉対策、猫トイレのニオイ、そして朝起きられない問題と、「Mini Restful」は今の私の生活課題をまるごとサポートしてくれる優秀な1台。ベッドサイドに置くならこれ一択! というくらい、お気に入りになりました。

ベッドサイドに置けるちょうどいい空気清浄機を探しているなら、きっと有力な選択肢になるはず。おすすめです。

三月旭

Web編集者、ときどきライター。昔からモノが好きで、気付いたらスマホ3台持ってました。ガジェットを使いこなすことなく、服と猫と共にただ愛でています。