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デロンギ、冷たいミルクメニューが作れる全自動コーヒーマシン
2023年5月15日 13:00
デロンギ・ジャパンは、フォームミルクを使用したアイスメニューが楽しめる全自動コーヒーマシン「デロンギ エレッタ エクスプロア 全自動コーヒーマシン ECAM45055G」を5月30日に発売する。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は298,000円。
新開発のミルク泡立て技術「ラテクレマ クール」を採用し、アイスカプチーノなどの冷たいミルクメニューを淹れられるようにした。同社コーヒーメーカー史上最多のメニュー数を搭載し、最上位モデルの「プリマドンナ」に次ぐ上級モデルに位置付けられる。
従来から同社コーヒーメーカーの強みであった「ラテクレマ ホット」は60～65℃の温度で抽出するのに対し、ラテクレマ クールは20℃前後で抽出。ミルクの甘みがしっかりと感じられる温度でありながら熱すぎないため、氷と混ぜた際に水っぽくならずにおいしく飲めるという。
ラテクレマ クールは無脂肪牛乳(乳脂肪分0.5%未満)と植物性ミルク(豆乳/アーモンドミルク/オーツミルク)に対応。無調整牛乳に関しては、クールでは「使用していくうえで、デロンギが目指す理想の泡を保証できない」といった理由から、ラテクレマ ホットのみに対応する。
ラテクレマ クールとホットは、それぞれ専用のミルクコンテナを使用。コンテナは本体から取り外し、そのまま冷蔵庫で保存できる。
アイスカプチーノを淹れてみると、しっかりとふわふわの泡が立っていて驚いた。思い返してみるとお店でもミルクフォームを使ったアイスメニューは見たことがなく、不思議な感覚だ。ホットのフラットホワイト(多めのエスプレッソにミルクを注いだもの)と飲み比べてみると、無脂肪牛乳と無調整牛乳の違いもあってか、アイスカプチーノはふわふわで軽い口当たり、ホットフラットホワイトは濃密でとろっとした泡が印象的だった。
さらに大きなタンブラーに対応した「ToGo(テイクアウトメニュー)」も搭載。本体のトレーを引き上げると、大きなサイズのタンブラーもセットできる。ToGoメニューはPiccolo(小：235ml)、Medio(中：355ml)、Grande(大：473ml)の3サイズに対応し、手持ちのタンブラーサイズに合わせた抽出量の微調整も可能。
デロンギ独自のコーヒーメニュー「カフェ・ジャポーネ」なども引き続き味わえるほか、新たにスペインやポルトガルで飲まれているエスプレッソベースのミルクメニュー「コルタード」も作れるようになった。
コーヒー抽出時は1杯ごとに豆を挽くため、いつでも挽きたての味が楽しめる。コーヒーミルは低速回転のコーン式グラインダーを採用。摩擦熱を抑え、揮発性のアロマを逃さないという。また、豆だけでなくコーヒー粉の使用も可能。
デロンギ史上最多のメニューを搭載するが、操作は簡単。タッチパネルで「ホット/コールド/ToGo」いずれかのボタンを押すと、操作部中央の3.5インチカラータッチ液晶にメニューアイコンが表示される。液晶画面をスワイプしメニューを選んだら、あとは表示通りにカップや氷をセットするだけと、直感的な操作が可能。
このほか、コーヒーの豆量や抽出量をカスタマイズできる「マイメニュー」、6杯分まで連続で抽出する「コーヒーポット」、5℃刻みの温度設定ができる給湯機能「お茶メニュー」なども用意。電源オン/オフ時には内部を自動で洗浄する機能も備える。
本体サイズは260×450×385mm(幅×奥行き×高さ)。重量は12kg。豆ホッパー容量は300g。水タンク容量は1.8L。電源コード長は2m。消費電力は1,450W。ポンプ圧は15気圧(抽出時9気圧)。2種類のミルクコンテナのほか、計量スプーン、水硬度チェッカー、ウォーターフィルター、除石灰剤、製氷皿などが付属する。
