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引退した「Maxとき」が除湿機に!? ボタン押すと発車ベル
2023年4月17日 15:05
コロナは、2021年秋に定期運行を終了した世界最大級の高速列車・上越新幹線E4系「Maxとき」をモデルにした衣類乾燥除湿機「E453-112」を、5月22日に発売する。価格は66,000円。2階建て8両編成を2つ繋げた通称「PP編成(16両)」時の座席数と同じ1,634台限定で販売。同社公式オンラインストア「コロナストア」と、JR東日本公式ショッピングモール「JRE MALL」で取り扱う。
「Maxとき」の車体を彷彿とさせるデザインと、操作音が特徴の衣類乾燥除湿機。同社除湿機のフラッグシップモデルである「WHシリーズ」をベースとしている。型式は「E4系Max」の車両名称と同じ「E453-112」で、下2桁の「12」は、同製品の除湿能力「12L/日(60Hz)」を表しているという。
効率よく衣類に風をあてる「速乾Ｗルーバー」を採用しており、メインとサブ、2つのルーバーで「広く浅い風」と、「シャープで遠くまで届く風」の2種類の気流を生み出す。また、様々な方向から風を当てることで、洗濯物の繊維を立ち上げ、ふんわりと乾かすという。
コップ1杯の水を入れるだけで本体内部の熱交換器のホコリや汚れを洗い流してくれる「アクアドロップ洗浄self」を搭載。除湿機内部の清潔を保ち、性能低下も抑えるとする。
デザインは、2階建て新幹線の白い本体カラーに、朱鷺色と青色の帯のコントラストを描き、さらに3羽の「とき」を貼り付けて車体を再現。タッチパネルのライトは、車両のカラーリングに合わせてほんのり朱鷺色としている。
除湿機の運転開始時には上越新幹線のJR新潟駅の発車ベルが流れ、運転停止時には車内チャイムが流れるのが特徴。音を忠実に再現するために、スピーカーを内蔵した。
本体の背面には、座席表示をモチーフにした1,634席分のシリアルナンバーを貼り付ける。なお、シリアルナンバー(座席番号)の指定はできない。
外装箱は、「Maxとき」の朱鷺色と青色が鮮やかに印刷されたデザイン。本体背面と同じく、座席表示をモチーフにしたシリアルナンバーが入っている。
本体サイズは約378×235×657mm(幅×奥行き×高さ)。重さは約13.5kg。タンク容量は5.5L。1日あたりの除湿能力は、11/12L(50/60Hz)。
また、先行予約で購入した人には、「Maxとき」で実際に使われていた座席シート生地を再利用した「クッション」をプレゼントする。8両編成分にあたる817台限定で、期間は4月14日10時から4月28日16時まで。5月22日からの一般販売でも「クッション」、「小銭入れ」、「ペンケース」のいずれかひとつをプレゼントする。ノベルティの柄はいずれも指定できない。
さらに、家電好き芸人の土田晃之さんと、鉄道好き芸人のダーリンハニー・吉川正洋さんが、同製品について熱く語り尽くす動画を4月13日に公開。動画では、土田さんが衣類乾燥除湿機としてのポテンシャルの高さについて、吉川さんが鉄道ファンならではの視点から細部へのこだわりを語っている。