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TP-Linkがロボット掃除機参入。70日ゴミ捨て不要で5万以下
2023年3月9日 19:18
ティーピーリンクジャパンは、同社初となるロボット掃除機5機種を3月30日以降順次発売する。価格はオープンプライス。ラインナップと店頭予想価格は、エントリークラスの「Tapo RV10 Plus」が49,800円、「Tapo RV10」が37,180円、「Tapo RV10 Lite」が29,800円。ミドルクラスの「Tapo RV30 Plus」が76,780円、「Tapo RV30」が59,100円。
吸引と水拭きが可能な1台2役のロボット掃除機(RV10 Liteは吸引のみ)。RV10はナビゲーションシステムにジャイロスコープ、RV30はジャイロスコープとLiDARを採用し、RV30はより高精度なマップの作成が可能とする。両シリーズのPlusタイプには、本体が集めたゴミを溜めておく自動ゴミ収集機が付属し、70日間ゴミ捨てが不要。ユーザーの目的や生活に合わせて、複数のラインナップから選べるようにしている。
RV10シリーズは3月9日予約開始、3月30日発売。RV30シリーズは3月30日予約開始、4月20日発売。
夜間も正確にマッピング。静音性にもこだわり
ミドルクラスのRV30シリーズは最大4,200Paの吸引力で、フローリングの溝やカーペットに落ちたペットの毛もパワフルに除去。カーペットを認識すると自動で吸引力を調整する機能も備えている。
吸引モードは「標準/ターボ/最大」に加え、運転音を55dBに抑えた静音モードも用意。標準モードの運転音は60dB。容量5,000mAhのバッテリーを搭載し、満充電時は最長3時間の連続運転ができる。
水拭きモードは水圧を3段階で調節可能。水タンク容量は300mlで、200m2の広さに対応する。
LiDARナビゲーションとジャイロセンサーの組み合わせにより障害物を回避。家の中を短時間で把握し、暗い場所でも正確にマッピングできるという。
アプリには複数マップを保存でき、階ごとに清掃させることもできる。このほかアプリでは清掃禁止エリアの設定やスケジュールのカスタマイズなどが可能。Amazon AlexaやGoogle アシスタントを介した音声操作にも対応する。
ゴミ収集機には4Lの紙パックがセットされており、70日分のゴミを溜められる。紙パックは取り外すと自動で口が閉じる構造となっており、ゴミ捨て時にホコリが舞い上がるのを防ぐ。またおやすみモードに設定すれば、大きな音が気になる夜間に本体からのゴミの吸引を停止する。
静音性に配慮し、本体には吸音材やダイナミックバランスファン、空気抵抗を減らす消音ダクトを搭載。使用中の運転音は「電子レンジ並み」としている。
排気部には高性能フィルターを搭載。0.3μmのアレルゲンを99.9%捕集し、クリーンな排気を実現する。
本体サイズは341×95mm(直径×高さ)。自動ゴミ収集機のサイズは225.5×191×381.3mm(幅×奥行き×高さ)。掃除機本体のダストボックス容量は350ml。乗り越えられる段差は20mmまで。
エントリークラスでも水拭き対応。選べる3モデル
エントリークラスのRV10シリーズの吸引力は最大2,000Pa。ナビゲーションにはジャイロスコープを採用し、規則的でムダのない清掃が可能という。
バッテリー容量は2,600mAhで、最長3時間の連続運転が可能。アプリからの遠隔操作に対応し、清掃スケジュールの設定やモード切替ができる。
ゴミ収集機が付属するTapo RV10 Plusの本体サイズは、341×79mm(直径×高さ)。自動ゴミ収集機のサイズは225.5×191×381.3mm(幅×奥行き×高さ)。掃除機本体のダストボックス容量はRV10 Plusが350ml、RV10が400ml、RV10 Liteが800ml。
同社は日本初となるWi-Fi 7ルーター「Archer BE900」と、メッシュWi-Fi 7システム「Deco BE85」も発表。いずれも夏頃の発売を予定している。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は順に89,800円、79,800円。